飯能市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
飯能市の斎場・火葬場
埼玉県・飯能市の代表的な斎場・火葬場としては、広域飯能斎場があげられます。
広域飯能斎場は、飯能市・狭山市・日高市の3市で構成する広域飯能斎場組合が運営している公営斎場です。交通アクセスは、西武池袋線・飯能駅からバス利用となります。敷地内に駐車場はありますが30台分と少ないため、お車で行く場合は事前にお問合せください。施設の概要を見ると、火葬棟には火葬炉6基、炉前ホール、告別ホール、収骨室2室、霊安室1室があり、待合棟には大待合室1室(洋室64人収容)、待合室5室(洋室36人収容)、待合ロビーがあります。葬祭棟には70席収容できる葬祭場のほか、通夜室、遺族控室、僧侶控室、シャワー室があります。通夜室と控室は和室です。
使用料は、火葬場に関しては組合に属する3市の住民は5,000円(12歳以上)となります。組合外の住民に関しては60,000円です。式場は、組合3市の住民が利用する場合10,000円です。そのほか、通夜室が15,000円、霊安室が24時間2,000円となっています。霊柩車を利用する場合、距離によって料金が異なります。10㎞までは7,900円、10㎞~20㎞の場合9,300円となります。
飯能斎場は豊かな緑に囲まれた静かな環境に立地しています。建物の外観は近代的なデザインで、白さが際立つ荘厳なイメージです。市街地からは離れた場所にありますが、大切なひととの最後のお別れを心穏やかに行える斎場です。
そのほか、飯能市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、東京都瑞穂町が運営する瑞穂斎場があります。飯能市の中心地からは約7.9㎞という距離で、交通アクセスはJR八高線・箱根ヶ崎駅から徒歩20分、車で約5分となっています。瑞穂斎場を飯能市民が利用する場合、火葬料金は80,000円(12歳以上)となります。式場は大中小と3つあり、それぞれ料金が異なります。大式場が通夜 100,000円・葬儀 100,000円、中式場が通夜 80,000円・葬儀 80,000円、小式場が通夜 60,000円・葬儀 60,000円という料金設定です。
飯能市内にあるその他斎場
広域飯能斎場以外で、飯能市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
飯能法要殿 | 飯能市新光42-1 | 民営斎場 |
あおき斎苑 | 飯能市八幡町4-12青木ビル1F | 民営斎場 |
セレモニーホール鈴音 | 飯能市中山569-1 | 民営斎場 |
浄心会館 | 飯能市美杉台1-4-1 | 民営斎場 |
妙円寺 | 飯能市岩淵343 | 民営斎場 |
本町法要殿 | 飯能市本町13-7 | 民営斎場 |
新光法要殿 | 飯能市新光42-1 | 民営斎場 |
飯能第二法要殿 | 飯能市原市場81 | 民営斎場 |
飯能市とは
飯能市は埼玉県の南西部に位置し、入間市、狭山市、日高市、東京都青梅市などと隣接しています。193.05㎢という広大な市域を有していますが、7割以上が山野という豊かな自然に恵まれた土地です。この辺りでは中世から林業が盛んで、江戸時代には入間川や高麗川の水運を利用し、江戸の町に材木を供給していました。杉、檜などの材木は「西川材」と呼ばれ、火事が非常に多かった江戸でとても役立っていました。2005年4月1日に「森林文化都市」を宣言するなど、現在も飯能市は緑豊かな土地であることをアピールしています。ほかにも飯能市の特産品としては、狭山茶、四里餅、地酒、飯能焼きなどがあり、四里餅(しりもち)は、「西川材」を江戸へ運ぶため名栗川の四里の急流を下る際に、いかだ師が餅を食べて尻餅をつかずに難所を乗り切ったことに因んでいます。市の人口の推移を見ると、平成12年国勢調査時の85,886人をピークとして減少に転じており、近いうちに8万人を割ると予想されています。東京のベッドタウン的な側面を持ってはいますが、昔ながらの風情ある街並みを多く残し、市内には関東唯一の神仏習合寺社である竹寺のほか、子ノ権現(天龍寺)、33mの大観音像が有名な鳥居観音など、名所旧跡も多数あります。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、越谷市の総人口は82,880人。年間の死亡者総数は3,922人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者3,922人はほぼそのまま飯能市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、飯能市では毎日10.75人の方の火葬が行われている計算になります。
飯能市の死亡者数は埼玉県のなかでは22番目で、1日あたり10.75人の方の火葬が行われているというのは多い数と言えます。冒頭で紹介した広域飯能斎場は火葬炉6基という規模ですが、組合3市以外の方も利用できる公営斎場です。そのため、日程によっては予約が集中したために調整しなければいけないこともあります。近くには瑞穂斎場がありますが、火葬料が80,000円とかなり割高になります。こういった環境を考えると、費用負担を抑えながらも希望の日程どおりにご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。飯能市にお住まいの方もまた例外ではありません。
飯能市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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