所沢市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
所沢市の斎場・火葬場
埼玉県・所沢市の代表的な斎場・火葬場としては、所沢市斎場があげられます。
所沢市斎場は、所沢市北原町1282番地にある市が運営する公営斎場です。交通アクセスは西武新宿線・航空公園駅からバス利用となります。火葬場と葬儀式場を併せ持つ総合斎場のため所沢市民はもちろんのこと、多くの近隣住民に利用されています。葬儀式場は第1式場から第5式場まで4室あり、それぞれ収容数が異なり椅子席で40人~85人となっています。そのほか、火葬中に利用できる待合室4室、控室4室、霊安室があります。式場・控室の利用時間は基本として5時間です。また、敷地内には普通車195台、大型車5台、身障者用2台収容可能な駐車場が備えられています。
市内在住者の火葬料は5,000円(12歳以上)です。市外居住者に関しては60,000円となります。式場は、第1式場が25,000円、第2式場が15,500円、第3式場が15,000円、第5式場が12,500円です。そのほか、待合室が1回(2時間)2,000円で、霊安室が1回(24時間)1,000円、控室に関しては第1.2控室が7,500円、第3控室が4,500円、第5控室が4,000円となります。
所沢市斎場は所沢中央霊園に隣接し、豊かな緑に囲まれた環境にあります。公営斎場のためシンプルな外観ですが、敷地内には随所に植栽が施されるなど、心和らぐ空間づくりがなされています。市街地からは少し距離がありますが、その分閑静な環境で駐車場スペースが広いためお車でも行きやすい斎場です。
そのほか、所沢市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、入間東部広域斎場しののめの里があります。所沢市の中心地からは約11㎞という距離で、交通アクセスは東武東上線・志木駅からバス利用となっています。しののめの里は、富士見市、ふじみ野市、三芳町で共同設置した斎場ですが、火葬場のみ所沢市民も利用可能です。ただし料金は、火葬料金80,000円(12歳以上)、待合室10,000円とやや割高です。
所沢市内にあるその他斎場
所沢市斎場以外で、所沢市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
送賓館 ハートステージ大六天 | 所沢市上新井1-43-15 | 民営斎場 |
灯り庵 | 所沢市東住吉18-12 | 民営斎場 |
新所沢セレモニーホール | 所沢市弥生町2996-8 | 民営斎場 |
シティホール所沢 | 所沢市小手指台2-5 | 民営斎場 |
昌平寺別館 | 所沢市旭町22-8 | 民営斎場 |
山口観音 金乗院法要殿 | 所沢市上山口2203 | 民営斎場 |
霊源寺 妙法院会館 | 所沢市上安松1353-3 | 民営斎場 |
長久寺 光明会館 | 所沢市久米411 | 民営斎場 |
妙善院 光輪会館 | 所沢市三ヶ島3-1410 | 民営斎場 |
秋津ふれあいパーク ホールロゼリア | 所沢市北秋津63-1 | 民営斎場 |
中央所沢法要殿 | 所沢市北岩岡258-34 | 民営斎場 |
セレモニーホール花みずき | 所沢市北原町866-14 | 民営斎場 |
所沢市とは
所沢市は埼玉県の南西部に位置し、入間市、川越市、狭山市、東京都清瀬市などと隣接しています。都心へのアクセスの良さもあり早くからベッドタウンとして発展していました。地理的な特徴としては、武蔵野台地に位置しており、市域の南部には狭山丘陵が広がっています。所沢市というと、日本で初めて飛行場が建設された地として知られ、飛行場があった場所には所沢航空記念公園がつくられています。また、航空界で初めての犠牲者が出たのも所沢の地で、1913年3月28日に木村鈴四郎砲兵中尉と徳田金一歩兵中尉が搭乗した飛行機は所沢飛行場を目前にして機体損傷により墜落しました。下新井1381番地の4にある両中尉の墜落地跡には「木村・徳田両中尉殉職記念碑」が建立されています。この辺りの歴史を調べると、砂川遺跡などでわかるように約2万年前から人が暮らしていたとされています。この地にも日本武尊の東征伝説があり、所澤神明社や北野天神社で戦勝を祈願したと伝えられています。また、朝鮮半島からの渡来人が多かったところで、文化面などで大きな影響を受けています。江戸時代には宿場町、物資の集積地として栄えましたが、新田開発も積極的に行われ、北部の富岡地区には現在も当時開拓された農地が広がっています。しかし、昔から水の確保に苦労した土地で、江戸時代には数回の大火が発生しています。今は山口貯水池 「狭山湖」があるため、水不足は解消されています。所沢市の特産品というと狭山茶が有名ですが、ほかにもほうれん草、里芋、さつまいも、にんじんなどの生産量も多く、高層マンションが立ち並ぶ市街地と緑豊かな農地、自然が融合している街です。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、越谷市の総人口は339,241人。年間の死亡者総数は12,113人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者12,113人はほぼそのまま所沢市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、所沢市では毎日33.19人の方の火葬が行われている計算になります。
所沢市の死亡者数は埼玉県のなかでは4番目で、1日あたり33.19人の方の火葬が行われているというのは非常に多い数です。所沢市には市が運営する公営斎場がありますが、人口や死者数の多さを考えると充分な施設とは言えないかも知れません。また、市外の方も利用する斎場のため、日程によっては予約が取りにくいこともあります。近くにはしののめの里がありますが、料金が割高になります。こういった環境から、公営斎場を利用し、費用負担を軽減しながらも予定通りの日程でご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。所沢市にお住まいの方もまた例外ではありません。
所沢市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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