中野区で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
中野区の斎場・火葬場
東京都・中野区の代表的な斎場・火葬場としては、落合斎場があげられます。
落合斎場は、東京博善が都内で6か所運営している斎場の1つです。交通アクセスは、東京メトロ東西線の落合駅から徒歩5分となっています。平成12年に竣工した建物は重厚感のある外観で、館内もホテルのような空間となっており、高級感がありながら利用者のホスピタリティも重視している施設です。火葬炉は10基あり、そのほかに式場4室、休憩室11室、控室4室を併設しています。火葬炉がある空間も厳粛さを感じさせるデザインです。
落合斎場は火葬場と式場が揃った総合斎場のため、お通夜から葬儀まで同じ施設内で行うことができます。火葬炉は、特別賓館、特別室、最上等の3等級に分かれており、それぞれ料金も大きく異なります。最上等は59,000円(大人)ですが、特別室は107,500円、特別賓館は177,000円です。但し、火葬時に特別殯館を利用すると出棺用霊柩車の利用料が無料になります。4室ある式場は1部屋40席の広さで、利用料は243,540円(雪)となっています。休憩室の利用料は、鶴の間が56,700円、雪の間が28,080円、星の間が23,220円です。
落合斎場は、ほかの東京博善の斎場と同じく利用される方が使いやすい導線を意識し、大切なひととの最後のお別れを穏やかな気持ちで行うことができるよう、環境を整えています。休憩室には大きなソファーをいくつか配置し、待ち時間に身体を休めることができるよう配慮しています。また、お通夜の晩には控室で仮眠をとることができることも嬉しい配慮です。
そのほか、中野区に近い斎場・火葬場としては、「堀之内斎場」があります。落合斎場と同じく東京博善が運営する民営斎場です。交通アクセスは、東京メトロ丸の内線・新高円寺駅から徒歩8分です。火葬炉は8基あり、式場と控室は各3室と落合斎場より少し規模が小さい斎場です。火葬料、式場利用料などの料金は落合斎場と同じです。落合斎場、堀之内斎場ともに区民葬制度を利用して費用を抑えることができます。
中野区内にあるその他斎場
落合斎場以外で、中野区民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
慈眼寺 | 中野区中央3-33-3 | 民営斎場 |
宝仙寺 大師堂 | 中野区中央2-33-3 | 民営斎場 |
新井薬師寺 梅照院大悲殿 | 中野区新井5-3-5 | 民営斎場 |
福寿院 西光殿 | 中野区本町3-12-9 | 民営斎場 |
天徳院会館 | 中野区上高田1-31-4 | 民営斎場 |
高徳寺 新井白石記念ホール | 中野区上高田1-2-9 | 民営斎場 |
了然寺会館 | 中野区松が丘2-2-2 | 民営斎場 |
金剛寺会館 | 中野区上高田4-9-8 | 民営斎場 |
光徳院 | 中野区上高田5-18-3 | 民営斎場 |
蓮華寺 | 中野区江古田1-6-4 | 民営斎場 |
東福寺 | 中野区江古田3-9-15 | 民営斎場 |
成願寺 長者閣 | 中野区本町2-26-6 | 民営斎場 |
霊妙寺会館 | 中野区本町2-6-9 | 民営斎場 |
実相院 如意ホール | 中野区沼袋4-1-1 | 民営斎場 |
正蔵院 | 中野区弥生町4-12-1 | 民営斎場 |
宝泉寺 | 中野区上高田4-13-1 | 民営斎場 |
明治寺 百観音書院 | 中野区沼袋2-28-20 | 民営斎場 |
グリーンホール環七野方 | 中野区大和町2-2-17 | 民営斎場 |
中野区とは
中野区は東京23区の西部に位置する特別区の一つです。隣接する自治体には、新宿区、渋谷区、杉並区、豊島区などがあります。区内は東西に鉄道が数多く通っており、近隣の新宿区や渋谷区へのアクセスが便利なことから活気のある街です。歴史も古く、江戸時代には農業とともに製粉、味噌・醤油醸造など食品関連の産業が発展しました。関東大震災のあとには都心からの移住者が増え、住宅化が急速に進みました。また、同時にお寺も多く移転してきており、区内には梅照院(新井薬師)のほか、萬昌院功運寺、宝仙寺、明治寺、善成寺など数多くのお寺があります。ランドマーク的に有名なのは中野サンプラザでしょう。コンサートのほか、披露宴会場としても利用されています。中野公会堂があった場所にはもみじ山文化センターが建てられており、「なかのZERO」と呼ばれ区民に愛されています。そのほか、中野ブロードウェイが有名で、サブカルチャーの聖地として人気を集めています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、中野区の総人口は305,242人。年間の死亡者総数は12,537人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者12,537人はほぼそのまま中野区で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、中野区では毎日34.3人の方の火葬が行われている計算になります。
中野区の死亡者数は東京都内で14番目となる数で、1日あたり34.3人の方の火葬が行われているというのは多い方と言えるでしょう。冒頭で紹介した落合斎場は、中野区民だけが利用する斎場ではありません。火葬炉の数など設備は充実していますが、予約が集中した際には火葬待ちという不本意な状態となるかも知れません。近くには系列の堀之内斎場もありますが、お住いから近いところで納得の行く葬儀を行うためにも、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。中野区にお住まいの方もまた例外ではありません。
中野区で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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