杉並区で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
杉並区の斎場・火葬場
東京都・杉並区の代表的な斎場・火葬場としては、堀之内斎場があげられます。
堀之内斎場は、東京博善が都内6か所で運営している斎場の一つです。交通アクセスは、東京メトロ丸の内線・新高円寺駅から徒歩8分です。自然と近代的な施設の調和と融合をテーマに、利用する方々が安心できる斎場づくりを目指しています。堀之内斎場は、火葬場と斎場が揃う総合斎場のため、お通夜から葬儀まで一貫して行えることが大きな魅力です。。火葬炉は8基あり、特別室(3)、最上等(5)の2等級に分かれています。そのほか、休憩室9室、式場3室、控室3室が併設されています。
火葬料は等級ごとに異なり、特別室は107,500円(大人)ですが、最上等は59,000円(大人)となっています。杉並区にも特別区の区民葬制度があるため、条件に合う方は区役所にて申請すれば助成を受けることができます。葬儀式場の利用料は、雪243,540円となっており、式場の利用は基本的に16:30~翌15:00までですが、設営は15時から可能です。休憩室は、星の間、月の間の2種類のお部屋があり、料金はそれぞれ23,220円、19,764円となっています。
平成4年に竣工された堀之内斎場は緑に囲まれ、敷地内には多くの桜が植えられています。近代的な建物の重厚感と爽やかな緑が調和した格式ある斎場です。3つある葬儀式場は椅子席の式場で、それぞれ40席設置することができます。お通夜の晩に遺族控室で仮眠することが可能ですが、人数には限りがありますので、近隣のホテルの利用をお薦めします。
そのほか、杉並区に近い斎場・火葬場としては、「落合斎場」があります。堀之内斎場と同じく東京博善が運営する民営斎場です。交通アクセスは、東京メトロ東西線・落合駅から徒歩5分となっており、杉並区の中心地からは約4.7㎞の距離にあります。火葬炉は10基あり、火葬料は堀之内斎場と同額ですが、こちらには特別殯館があります。特別殯館の火葬料は177,000円です。冒頭でご紹介した堀之内斎場は火葬炉が8基と比較的少なめのため、予約が混み合った際には、落合斎場を利用することをお薦め致します。
杉並区内にあるその他斎場
堀之内斎場以外で、杉並区民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
コムウェルホール高円寺 | 杉並区高円寺南2-2-2 | 民営斎場 |
別れと再会の宿 四季風 | 杉並区松庵3-16-2 | 民営斎場 |
杉並セレモニーホール | 杉並区井草1-5-16 | 民営斎場 |
平安祭典高円寺会館 | 杉並区高円寺北2-1-7 | 民営斎場 |
清徳寺ホール | 杉並区梅里1-4-23 | 民営斎場 |
東円寺会館 | 杉並区和田2-14-6 | 民営斎場 |
妙法寺静堂 | 杉並区堀ノ内3-48-8 | 民営斎場 |
妙正寺会館 | 杉並区清水3-5-9 | 民営斎場 |
今川宝珠殿 | 杉並区今川3-14-13 | 民営斎場 |
中道寺会堂 | 杉並区荻窪2-25-1 | 民営斎場 |
願泉寺葬斎場 | 杉並区南荻窪3-31-23 | 民営斎場 |
長龍寺斎場 | 杉並区高円寺南2-31-2 | 民営斎場 |
築地本願寺 和田堀廟所 | 杉並区永福1-8-1 | 民営斎場 |
永福寺 檀信徒会館 | 杉並区永福1-25-24 | 民営斎場 |
長明寺会館 | 杉並区南荻窪4-34-10 | 民営斎場 |
観音寺 | 杉並区高円寺南2-35-1 | 民営斎場 |
清見寺 光雲閣 | 杉並区梅里2-11-17 | 民営斎場 |
龍光寺 大師堂 | 杉並区和泉3-8-35 | 民営斎場 |
蓮華寺会館 摩尼殿 | 杉並区本天沼2-17-8 | 民営斎場 |
光明院 観音ホール・慈雲殿 | 杉並区上荻2-1-3 | 民営斎場 |
東礼城西サポートセンター | 杉並区梅里1-2-6 | 民営斎場 |
西教寺 | 杉並区松庵3-37-4 | 民営斎場 |
覚蔵寺 | 杉並区下高井戸3-4-7 | 民営斎場 |
杉並区とは
杉並区は23区の西部に区分される東京都特別区の一つです。隣接する自治体は、世田谷区、渋谷区、中野区、練馬区などで、関東大震災以降に住宅地として発展しました。その歴史を見ると、江戸時代は武蔵国の一部で、御府内(城下町)には属していませんでした。甲州街道には高井戸宿が設けられ、青梅街道にある妙法寺の門前は江戸時代後期になってとても賑わい、落語「堀之内」の舞台にもなりました。区名の由来は、成宗・田端両村の領主が青梅街道沿いに設けた杉並木と言われていますが、現在その杉並木は存在していません。地形的には武蔵野台地上にあり、神田川、善福寺川沿いの低地では時おり洪水被害が発生しています。もともと農村地域であった杉並区の区域ですが、関東大震災や東京大空襲の被害によって都心部から杉並区に転居した世帯が多く、戦後の復興と高度経済成長によって人口が大幅に増加しました。商業的には、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪が発展しており、都市化と豊かな自然が調和する暮らしやすい環境です。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、杉並区の総人口は542,319人。年間の死亡者総数は20,405人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者20,405人はほぼそのまま杉並区で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、杉並区では毎日55.9人の方の火葬が行われている計算になります。
杉並区の死亡者数は東京都内で8番目となる数で、1日あたり55.9人の方の火葬が行われているというのは非常に多い数と言えるでしょう。冒頭で紹介した堀之内斎場は、杉並区民だけでなく、近隣自治体の住民が多数利用する民営斎場です。そのため、予約が集中してしまうと、不本意ながら火葬待ちという状態となる可能性があります。系列の落合斎場も近くにありますが、お住いから近く、会葬者が訪れやすい場所で葬儀を行うためにも、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。杉並区にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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