立川市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
立川市の斎場・火葬場
東京都・立川市の代表的な斎場・火葬場としては、立川聖苑があげられます。
立川聖苑は、立川市羽衣町3-20-18にある公営斎場(火葬場)です。交通アクセスは、JR南武線・西国立駅から徒歩8分となります。昭和60年に、立川市、昭島市、国立市の3市により組織された立川・昭島・国立聖苑組合が運営する公営の斎場ですが、それ以外の市の住民も利用可能です。施設の概要は、火葬炉7基、待合室6室、告別室2室となっています。駐車場は、バス8台・乗用車27台分あります。斎場の外観は近代的なデザインで、施設内はシンプルながら使いやすい環境となっています。公営の斎場のため豪華さはありませんが、充分満足できる施設です。矢川緑地からもほど近く、周辺も閑静な落ち着いた環境です。
利用料金についてですが、立川市民は火葬室を無料で利用できます。また、控室使用料も市内・市外に関わらず無料で利用できます。ただし、葬儀式場は併設されていないため、通夜・告別式に関してはご自宅もしくは別の斎場で行う必要があります。そのため、近くにある公営斎場の立川市斎場や民営葬場、お寺などで通夜・告別式を行い、火葬についてのみ立川聖苑を利用するという方が多いようです。
立川聖苑の待合室は、和室・洋室の区別をなくしています。和室にもテーブルとイスが導入されており、使いやすくなっています。待合室の定員は各室32名です。湯茶のご用意はありますが、売店は設置されていません。もし、お持ち込みで食事をする場合は、ゴミの持ち帰りが義務となります。
そのほか、立川市の近くには日華斎場・多磨葬祭場があります。交通アクセスは京王線・東府中駅、JR中央線・武蔵小金井駅からバス利用、もしくは西武多摩川線・多磨霊園駅から徒歩10分です。立川市の中心地からは約10㎞の距離ですが、こちらは火葬場と葬儀式場が揃っているため便利さがあります。火葬料金は、特別殯館165,000円、特別室105,000円、最上等は59,000円となっています。式場の利用料金は、思親殿・2階お清め室が410,400円、行華殿(松・竹)・2階お清め室が248,400円となります。費用的には割高ですが、人気のある総合斎場です。
立川市内にあるその他斎場
立川聖苑以外で、立川市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
立川市斎場 | 立川市羽衣町3-20-23 | 公営斎場 |
立川メモリアルホール | 立川市富士見町6-36-27 | 民営斎場 |
無門庭園 | 立川市羽衣町3-2-5 | 民営斎場 |
真泉院別院 | 立川市富士見町2-6-20 | 民営斎場 |
みのわホール | 立川市羽衣町3-15-9 | 民営斎場 |
無門庭園別館 實 | 立川市羽衣町3-2-5 | 民営斎場 |
森の風ホール | 立川市錦町4-8-3 | 民営斎場 |
はごろもホール | 立川市羽衣町3-16-15 | 民営斎場 |
ドリーミーホール立川 | 立川市曙町1-22-20 ゼネラルステージドリーミー3.5階 | 民営斎場 |
立川市とは
立川市は、東京都の多摩地域に位置する市です。地理的には多摩川中流の左岸、武蔵野台地上に位置しています。多摩地区最大の乗車人員数の立川駅を中心に発展しており、市内には、JR中央本線・南武線・青梅線が乗り入れています。この地域の歴史を見ると、江戸時代までは甲州街道と五日市街道が通る小さな村落の1つでしたが、明治になってからは、板谷元右衛門が大規模な土地の寄付を行ったことで1889年に甲武鉄道が新宿から立川間で開業し、都市として発展して行きました。市の人口の推移を見ると、平成22年までは増え続けていましたが、以降は減少に転じています。立川市には立川広域防災基地があり、大規模災害発生時に広域的対応を行う緊急拠点として活動しています。東日本大震災に際しては全国のDMATの総司令部として機能しています。立川駅周辺には、国立病院機構 災害医療センター、国家公務員共済組合連合会 立川病院などの医療機関が集積しており、市内には、様々な部門の研究機関も存在しています。また、ルミネ、伊勢丹、エキュート立川、ららぽーと、高島屋、IKEAなど、商業施設も数多くあり、立川駅周辺は、買い物客でいつも賑わっています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、立川市の総人口は176,968人。年間の死亡者総数は6,955人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者6,955人はほぼそのまま立川市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、立川市では毎日19.1人の方の火葬が行われている計算になります。
立川市の死亡者数は東京都のなかで28番目という順位で、1日あたり19.1人の方の火葬が行われているというのは多い方と言えます。冒頭で紹介した立川聖苑は立川市が運営する公営の火葬場ですが、式場は併設されていません。近くには立川市営の斎場がありますが、規模は大きくありません。さらに、立川聖苑の火葬炉は7基とあまり多くありません。そのため、予約が集中した際には、不本意ながら火葬待ちという状態となることも考えられます。費用を抑えて満足できるご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。立川市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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