墨田区で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
墨田区の斎場・火葬場
東京都・墨田区の代表的な斎場・火葬場としては、四ツ木斎場があげられます。
四ツ木斎場は、都内6か所に斎場を有する東京博善が運営する民営斎場です。葛飾区白鳥2-9-1にあり、交通アクセスは、京成上野線・お花茶屋駅から徒歩5分となります。四ツ木斎場は平成28年12月に全面リニューアルし、先進の斎場へと生まれ変わりました。デザインテーマは「和モダン」で、高級感のある近代的なデザインでありながら伝統的な和の要素によって安らぎを感じる空間となっています。設備面を見ると、火葬炉は12基と多く、休憩室は18室、式場と控室はそれぞれ5室設置されています。
12基ある火葬炉は、最上等、特別室、特別殯館、貴殯館の4等級に分かれています。ちなみに、東京博善の6つの斎場のなかで最上級の貴殯館があるのは四ツ木斎場だけです。火葬料金は、最上等59,000円、特別室107,500円、特別賓館177,000円、貴殯館350,000円となっています。式場は椅子40席のキャパで、1部屋の利用料は216,000円となります。
四ツ木斎場の大きな魅力は、年中無休24時間ご遺体のお預かりが可能な「お花茶屋会館」が併設されていることです。コンピューター管理で衛生環境にも配慮した保棺室があり、利用者が安心して使える体制を整備しています。ほかにも、面会室・処置室・打合せ室・お別れ室があり、小型式場も併設されているため少人数のご葬儀が可能です。
そのほか、墨田区に近い斎場・火葬場としては、東京博善が運営する「町屋斎場」があります。町屋斎場は、墨田区の中心地から約4.5㎞の距離にあり、交通アクセスは、東京メトロ千代田線・町屋駅から徒歩5分となっています。火葬料金(3等級)は冒頭で紹介した四ツ木斎場と同じです。式場は、「雪」のお部屋となるため料金は243,540円となります。四ツ木斎場が混雑した場合、町屋斎場の利用も選択肢の1つですが、四ツ木斎場には「お花茶屋会館」があるため、比較検討すると良いでしょう。
墨田区内にあるその他斎場
四ツ木斎場以外で、墨田区民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
寺尾会館 | 墨田区京島3-47-2 | 民営斎場 |
高橋式典堤セレモ | 墨田区堤通2-16-1 | 民営斎場 |
稲垣斎場 | 墨田区東向島1-2-13 | 民営斎場 |
泉屋葬儀店式場 | 墨田区八広5-12-13 | 民営斎場 |
高橋式典八広斎場 | 墨田区八広5-32-5 | 民営斎場 |
カシマ会館 | 墨田区立花2-23-14 | 民営斎場 |
第二博善斎場 | 墨田区横川3-13-10 | 民営斎場 |
稲垣商店式場 | 墨田区東向島1-2-13 | 民営斎場 |
ハートホール | 墨田区京島3-16-5 | 民営斎場 |
カルチャーパビリオン平安立花 | 墨田区立花5-8-4 | 民営斎場 |
春慶寺 | 墨田区業平2-14-9 | 民営斎場 |
法性寺 柳嶋妙見山聖堂 | 墨田区業平5-7-7 | 民営斎場 |
円徳寺 赤門会館 | 墨田区墨田5-42-17 | 民営斎場 |
明源寺 明源会館 | 墨田区立花1-13-10 | 民営斎場 |
慈光院 本堂 | 墨田区横網1-7-2 | 民営斎場 |
福厳寺 | 墨田区東駒形3-21-3 | 民営斎場 |
東京メモリアルホール | 墨田区両国1-8-7 | 民営斎場 |
安楽寺 | 墨田区東向島4-36-3 | 民営斎場 |
墨田区とは
墨田区は東京23区の東部に位置する特別区の一つで、東京スカイツリーがあることで全国的に知られています。隣接する自治体は、中央区、台東区、江東区、荒川区などです。区の人口は、平成7年頃までは減少傾向となっていましたが、それ以降は増加に転じ、現在も増え続けています。このエリアの歴史を見ると、区域の南北で大きな違いがあり、北部は農村地帯でしたが、南部は牛の放牧地とされていた牛島エリア以外はおおむね湿地帯でした。江戸時代には、1657年の振袖火事によって江戸の中心部が焼け野原となったため墨田区の南部に武家屋敷が移動して来ました。その後も関東大震災や東京大空襲の被害によって区内全土が大きく焼失しましたが、復興とともに発展を遂げてきました。墨田区と言うと江戸情緒の残る下町らしい町並みが目に浮かびますが、区内には両国国技館があり、相撲の街としても知られています。また、吾妻橋の隅田川のたもとにあるアサヒビールの本社には巨大な聖火をモチーフとしたオブジェがあり、ランドマークとなっています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、墨田区の総人口は239,531人。年間の死亡者総数は11,477人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者11,477人はほぼそのまま墨田区で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、墨田区では毎31.4人の方の火葬が行われている計算になります。
墨田区の死亡者数は東京都のなかで16番目となる数で、1日あたり31.4人の方の火葬が行われているというのは多い方と言えるでしょう。墨田区から近いところには火葬炉を12基設置する四ツ木斎場があり、ご遺体の保棺室があるお花茶屋会館も併設されていますが、予約が集中してしまった場合は火葬待ちという状態となることも考えられます。区内には多くの斎場がありますが、火葬場と式場が揃う総合斎場でご葬儀を行いたい場合は、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。墨田区にお住まいの方もまた例外ではありません。
墨田区で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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