市川市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
市川市の斎場・火葬場
千葉県・市川市の代表的な斎場・火葬場としては、市川市斎場があげられます。
市川市斎場は、市川市が運営する公営斎場です。市川市大野町4丁目2610番地の1にあり、交通アクセスは、JR総武線・本八幡駅またはJR武蔵野線・市川大野駅からバス利用となります。周辺にはファイターズ鎌ケ谷スタジアム、市川霊園、大慶園、大町公園、市川市動植物園などがあり、市街地からは少し距離がある閑静な土地に立地しています。施設の概要を見ると火葬炉は10基あり、通夜・告別式を行う式場は、200席の第1式場、50席の第2式場、100席の第3式場の3つの式場があります。火葬炉は市民以外も利用可能ですが、式場に関しては市川市民に限定しています。駐車場は乗用車用が134台分設けられています。
火葬料金は、市川市の住民に関しては6,750円(15歳以上)で、それ以外の場合は50,000円となります。式場の利用料金は1時間あたりで設定されており、第1式場が9,470円/1時間、第2式場が4,280円/1時間、第3式場が6,390円/1時間です。控室の使用料は市内市外に関わらず無料となっています。
市川市斎場は、市内唯一の公営斎場です。かつては塩浜式場がありましたが現在は閉鎖されています。公営の斎場のため華やかな造りではないですが、長年地域の葬祭に関わってきた実績ある斎場のため、豊富なノウハウを持つスタッフがおり、安心して大切な人との最後のお別れを行うことができる斎場です。
そのほか、市川市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、江戸川区春江町3-26-1にある東京都瑞江葬儀所があります。市川市の中心地からは約5.4kmの距離で、交通アクセスは、都営新宿線・瑞江駅から徒歩13分となっています。火葬料金は、都民が利用する場合60,800円(7歳以上)ですが、市川市民が利用する場合72,960円となります。控室は、1室(40名以内)で都民が10,600円、それ以外は12,720円とやや高くなります。また、こちらは火葬だけの施設のため、別途お通夜と告別式を行う葬祭場を探す必要があります。
市川市内にあるその他斎場
市川市斎場以外で、市川市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
市川儀式殿 | 市川市下貝塚3-34-19 | 民営斎場 |
本八幡儀式殿 | 市川市東大和田2-1-19 | 民営斎場 |
シティホール市川 | 市川市市川1-12-4 | 民営斎場 |
所願寺 如意輪会館 | 市川市宮久保4-12-3 | 民営斎場 |
株式会社前田式典スガノ式場 | 市川市菅野4-14-9 | 民営斎場 |
南行徳合掌殿 | 市川市南行徳4-1-1 | 民営斎場 |
川上会館 | 市川市八幡1-3-22 | 民営斎場 |
有限会社実鈴ミスズ斎場 | 市川市本塩17-9 | 民営斎場 |
ライフケア 妙典 | 市川市富浜2-1-23 | 民営斎場 |
カルチャーパビリオン平安相之川 | 市川市相之川2-6-14 | 民営斎場 |
徳願寺会館 | 市川市本行徳5-22 | 民営斎場 |
法善寺会館 | 市川市本塩1-25 | 民営斎場 |
法伝寺会館 明徳殿 | 市川市湊7-1 | 民営斎場 |
源心寺会館 | 市川市香取1-16-26 | 民営斎場 |
泉養寺 瑠璃殿 | 市川市国府台5-26-18 | 民営斎場 |
善照寺 慧日会館 | 市川市湊18-20 | 民営斎場 |
MK南行徳ホール | 市川市南行徳4-18-17 | 民営斎場 |
市川市とは
市川市は千葉県の北西部に位置し、東京都江戸川区と隣接しています。都心から15km~20km圏内のため、東京都特別区部への通勤率は46.5%(平成22年国勢調査)と非常に高く、ベッドタウンとして発展しています。市域の南部は新興住宅地として開発が進んでいますが、北部から東部にかけては自然が多く残り、緑溢れる環境となっています。この辺りの歴史を調べると、縄文時代から栄えた土地で、堀之内貝塚、姥山貝塚、曽谷貝塚など多くの貝塚があります。律令時代には下総国の国府が置かれ中枢となりました。近代史を見ると、明治18年には陸軍教導団が置かれ、のちに陸軍の野砲兵連隊・国府台陸軍病院などが建てられたことで軍都として栄えました。戦後、軍関連施設の広大な敷地には、国立国際医療研究センター国府台病院、東京医科歯科大学、千葉商科大学などが建てられています。市川市の名の由来としては、江戸川が東国一の川であったことから一の川が訛ったという説などが伝えられています。名所・旧跡としては、国の史跡の下総国分寺、法華経寺、多くの関東武士の信仰を集めた葛飾八幡宮、八幡の藪知らずなどがあります。人口は増え続けており、宅地開発が進む市川市ですが、歴史的な風景と豊かな緑も多くみられる情緒ある環境となっています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、市川市の総人口は466,007人。年間の死亡者総数は15,334人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者15,334人はほぼそのまま市川市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、市川市では毎日42人の方の火葬が行われている計算になります。
市川市の死亡者数は千葉県のなかでは4番目となる数で、1日あたり42人の方の火葬が行われていることから火葬場の予約が取りにくいことが予想されます。冒頭で紹介した市川市斎場には火葬炉が10基ありますが、この数を見ると充分とは言えないでしょう。近くには東京都瑞江葬儀所がありますが火葬料がかなり割高です。また、こちらには葬儀式場が併設されていません。このような状況から、費用を抑えつつ満足できる斎場でご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。市川市にお住まいの方もまた例外ではありません。
市川市で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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