伝通院 繊月会館での葬儀・家族葬を行う前に
伝通院 繊月会館の特徴
由緒ある伝通院の境内にある格式高い寺院斎場
伝通院 繊月会館は、東京都文京区にある浄土宗寺院伝通院の寺院斎場です。
都内でも抜群の知名度を誇る伝通院の境内にあり、大企業が立ち並ぶ都心からのアクセスも良いため、社葬などの大型葬にもよく利用されています。
伝通寺の正式名は無量山 傳通院 寿経寺と称し、応永22年(1415年)に小石川極楽水に創建されたと言われています。慶長8年(1603年)に徳川家康生が母・於大の方をこの地に埋葬し、生母の法名「伝通院殿」にちなんで「伝通院」と名付けられました。境内には於大の方をはじめ徳川家にゆかりを持つ女性、直木賞作家の柴田錬三郎、医学者の矢数道明など数々の著名人が埋葬されています。
複数路線からアクセス可能な好立地。参会者の人数に応じて施設の組み合わせが可能
東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅、都営地下鉄三田線 春日駅から徒歩10分のほか、バス停から徒歩1分の交通アクセスが優れた立地です。春日通から入りゆるやかな坂を登りきると、正面に一際目を引く壮麗な山門があります。広大な境内には桜や梅など季節の移り変わりを感じられる自然が広がり、都心とは思えない静かで落ち着いた環境に恵まれています。
平成9年に完成した繊月会館は地上3階、地下1階建てのコンクリート造りで、綺麗な施設内にはエレベーターが完備されバリアフリー環境も整っています。
葬儀は約200名収容可能の1階式場で行われ、3階には和室と洋間の親族控室を用意しています。また、本堂下の本坊講堂を会食所として利用でき、3間連続(約150席)、2間連続(約100席)、1間のみ(約36席)など人数に応じて各施設を組み合わせてご利用いただけます。
家族葬など人数が少ない場合は、本坊講堂を葬儀と会食所に、本坊和室を遺族控室として利用することもできます。
伝通院 繊月会館の安置施設(霊安室)
遺体安置室を完備。搬入時間等については確認を
伝通院 繊月会館では、住宅事情等によりご遺体を自宅にお連れできない場合、通夜までの間安置することが可能です。ご遺体の搬入時間や面会等につきましては、葬儀会社を通じてご確認ください。
伝通院 繊月会館で対応できる葬儀形式
原則として仏教の葬儀のみ利用可能。音楽葬については確認を
伝通院 繊月会館は、原則として仏教の葬儀のみ利用可能ですが、宗旨・宗派については問いません。
また、楽器類の持ち込み・使用による音楽葬についてはご確認ください。
伝通院 繊月会館への宿泊
通夜当日の宿泊は可能。寝具類は手配が必要
伝通院 繊月会館は、通夜の当日のみ、遺族控室に宿泊することができます。
遺族控室のある3階には湯沸室・シャワー室を完備していますが、寝具類は常備していないため葬儀会社を通じて手配が必要です。また、宿泊する人数を事前に必ずご連絡ください。
伝通院 繊月会館での火葬
火葬炉を併設していないため、車での移動が必要
伝通院 繊月会館には火葬場はありません。そのため、葬儀を執り行った後は近隣の火葬場へ移動することになります。
文京区には火葬場がなく、伝通院 繊月会館から車で20~30分程の距離にある荒川区の町屋斎場、新宿区の落合斎場、板橋区の戸田葬祭場などがよく利用されるようです。いずれも火葬場を併設した総合葬儀斎場で、設備・規模ともに充実したお別れの場にふさわしい落ち着きのある施設です。
伝通院 繊月会館の立地・アクセス
電車またはバスでのアクセスの良い好立地
電車またはバスでのアクセスが良い斎場なので、公共交通機関を利用するか、自動車を利用する場合はハイヤー・マイクロバスで参会者乗り合わせでの利用をおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
伝通院 繊月会館の最寄り駅は、以下の2つです。
- 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」から徒歩10分
- 都営地下鉄三田線「春日駅」から徒歩10分
複数の路線を利用できる、非常にアクセスのよい斎場です。
また、バス路線を利用する場合、都バスを利用して向かう方法があります。
- 都バス 都02 錦糸町駅前~大塚駅前 「伝通院前」下車 徒歩1分
始発の錦糸町駅、大塚駅のほか、茗荷谷駅・春日駅・本郷三丁目駅・御徒町駅・蔵前駅にも停車します。
自動車でのアクセス
伝通院 繊月会館へ自動車で向かう場合、首都高速5号池袋線 西神田出口から約10分とアクセスが良好です。
- 首都高速5号池袋線 西神田出口から目白通りを進み、大曲交差点を右折。道なりに安藤坂を進むと正面に伝通院 繊月会館。
駐車場
境内に計30台程の駐車スペースがあります。参会者用の駐車スペースは特に割り当てられておらず、空いている場所に車を停めることになります。
ただし、大型葬を行う場合は駐車場内が混雑し、停められない方が出る可能性もあります。駐車できない可能性もふまえ、なるべく早めの到着を心がけるか、公共交通機関を利用して向かうことをおすすめします。