長國寺斎場での葬儀・家族葬を行う前に
長國寺斎場の特徴
「浅草酉の寺」と呼び親しまれる長國寺の寺院斎場
長國寺斎場は、東京都台東区にある長國寺の本堂に併設した葬祭場です。
日本一の参拝客を誇る浅草酉の市で有名な鷲神社の隣に位置し、檀信徒をはじめ地域の方々の家族葬から一般葬などに幅広く利用されています。
長國寺の歴史は、江戸時代の寛永7年に第13世・日乾上人によって鳥越町に開山されたのが始まりで、寛文9年に当時の新吉原の西隣にあたる現在の地に移転しました。「おとりさま」と呼び親しまれる鷲妙見大菩薩を祀り、開山当時から「酉の市」を開催してきた浅草酉の市の発祥の寺ですが、明治初年の神仏分離令によって寺と鷲神社に分割されました。現在でも11月の酉の日には多くの参拝者が訪れ、賑わいを見せています。
地下鉄駅から徒歩圏内の好立地。少人数の家族葬から大型葬まで幅広く対応可能
長國寺斎場は地下鉄日比谷線 入谷駅または三ノ輪駅から徒歩10分、国際通りに面したわかりやすい位置にあります。
震災や空襲により焼失再建を繰り返してきましたが、平成2年に山門、平成4年に新本堂を落慶しました。大きな山門をくぐると、初夏には参道の両脇が美しいあじさいに彩られており、荘厳とした雰囲気の中で静かに故人をお見送りできる環境です。
本堂正面の右側が斎場入口になっており、約50席を収容することができます。参道が長く続いているため、ご焼香のみの会葬者を含めると300名程度まで対応することが可能です。
地階には約70席のお清め所、遺族控室、更衣室・ロッカー室などが完備されており、葬儀の一連の流れをスムーズに行うことができます。
長國寺斎場の安置施設(霊安室)
安置施設はなし。ご自宅に安置できない場合は葬儀会社に相談を
長國寺斎場にはご遺体を安置する施設を完備していないため、通夜までの間、ご自宅で安置することになります。
住宅事情や諸事情によりご遺体を自宅に安置することができない場合は、葬儀会社に相談をして安置施設の紹介を受けてください。
長國寺斎場で対応できる葬儀形式
宗旨宗派を問わず利用可能。音楽葬には非対応
長國寺斎場は法華宗本門流の寺院ですが、民営の貸斎場のため、宗旨宗派を問わず利用することができます。無宗教形式での利用ももちろん可能です。ただし、楽器持ち込みなどによる音楽葬を行うことはできません。
長國寺斎場への宿泊
宿泊は不可。近隣の宿泊施設の手配が必要
長國寺斎場では、通夜終了後、斎場内に宿泊することはできません。
遠方からお越しのご親族・ご参列者の方は、近隣のホテル等を手配する必要があります。
長國寺斎場は屈指の観光地である浅草に位置するため、周辺には多くのホテルがあり移動もスムーズに行えます。
長國寺斎場での火葬
火葬炉を併設していないため、車での移動が必要
長國寺斎場には火葬場はありません。そのため、葬儀を執り行った後は近隣の火葬場へ移動することになります。
長國寺斎場から近い火葬場は、荒川区の町屋斎場または葛飾区の四ツ木斎場で、町屋斎場までは車で15分程度、四ツ木斎場までは20分程度と移動もスムーズに行える距離にあります。両施設とも設備・規模ともに充実した、お別れの場にふさわしい厳かな雰囲気の火葬場です。
長國寺斎場の立地・アクセス
地下鉄駅から徒歩圏内のアクセスが良い斎場
長國寺斎場へのアクセスは地下鉄またはバスの利用が便利です。公共交通機関を利用するか、自動車を利用する場合はハイヤー・マイクロバスで参会者乗り合わせでの利用をおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
長國寺斎場の最寄り駅は、入谷駅と三ノ輪駅の2つです。どちらの駅で下車しても、斎場まではともに徒歩10分程度です。
- 地下鉄日比谷線「入谷駅」または「三ノ輪駅」から徒歩10分
また、都営バスの停留所が斎場のすぐ近くにあり、バスでの来場も便利です。
- 都営バス 都08 日暮里駅前~錦糸町駅前「竜泉」停留所下車 徒歩2分
- 都営バス 草43 足立区役所~浅草雷門「竜泉」停留所下車 徒歩2分
- 都営バス 草63 東池袋一丁目~雷門一丁目「竜泉」停留所下車 徒歩2分
自動車でのアクセス
長國寺斎場は、首都高速1号入谷ランプから7~8分程の位置にあり、自動車でのアクセスもスムーズです。
- 首都高速1号上野線から向かう場合:入谷ランプから出て昭和通りを進み、歩道橋を超えて3つ目の信号を右折。国際通りに出ると正面に鷲神社があり、神社の左側の路地を進むと左側に長國寺斎場入口。
駐車場
長國寺斎場の境内には、5台程度の駐車スペースしかありません。できるだけ電車・バスの公共交通機関をご利用いただくか、自動車で来場する場合は近隣のコインパーキングの利用をおすすめします。