台東区で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
台東区の斎場・火葬場
東京都・台東区の代表的な斎場・火葬場としては、町屋斎場があげられます。
町屋斎場は、東京博善が運営する都内6か所の斎場のうちの一つです。交通アクセスは、京成上野線・東京メトロ千代田線の町屋駅から徒歩5分という便利な場所にあります。平成6年に竣工した建物は格調高いデザインで、敷地内には桜が多く植えられているため、春になると美しい景色となります。館内は豪華さと快適さを兼ね備えており、民営斎場ながら火葬場と斎場が揃っています。そのため、お通夜から葬儀、初七日法要まで同施設で一貫して行うことができることが大きな魅力です。火葬炉は12基あり、休憩室15室、式場10室、控室10室となっています。
町屋斎場の12基の火葬炉は、特別賓館、特別室、最上等の3等級に分かれています。それぞれ料金は、最上等は59,000円(大人)、特別室は107,500円、特別賓館は177,000円(大人)です。特別殯館に関しては出棺用霊柩車の利用料が無料になります。10室ある式場の利用料金は243,540円(雪)で、各お部屋は椅子で40席の広さとなっていますが、人数が多いご葬儀の場合は、お部屋を連結して使用することができます。
町屋斎場は、家族葬から企業による社葬まで幅広いニーズに対応できる総合式場です。最寄駅から徒歩5分という便利さですが、台数限定ながら駐車場も完備しているので、混み合っていなければお車で行くことも可能です。また、23区の区民はそれぞれ居住する地域の区役所に届け出をすれば、区民葬制度を利用して火葬料などを割安にすることができます。詳しくは台東区のホームページをご覧ください。
そのほか、台東区に近い斎場・火葬場としては、東京博善が運営する「四ツ木斎場」などがあります。四ツ木斎場は、京成上野線・お花茶屋駅から徒歩約3分の場所にあり、台東区の中心地からは約7.7㎞の距離となります。火葬場、葬儀式場の利用条件は冒頭で紹介した町屋斎場と同じですが、四ツ木斎場は平成28年12月にリニューアルオープンしたため、外観、内装ともに綺麗で最新の設備を備えています。また、24時間365日ご遺体のお預かりが可能な「お花茶屋会館」が併設されているため、予約が集中している時も安心して日程の調整ができます。
台東区内にあるその他斎場
町屋斎場以外で、台東区民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
寛永寺 輪王殿 | 台東区上野公園14-5 | 民営斎場 |
徳雲会館 | 台東区東上野4-1-4 | 公営斎場 |
セレモニーホール浄念 | 台東区蔵前4-18-10 | 民営斎場 |
西光寺 本堂 | 台東区東上野6-15-6 | 民営斎場 |
金蔵寺ホール | 台東区寿1-17-2 | 民営斎場 |
桃林寺斎場 禅スクエア桃林 | 台東区寿1-19-1 | 民営斎場 |
厳念寺会館 | 台東区寿1-11-2 | 民営斎場 |
経王寺 三光洞 | 台東区元浅草2-8-3 | 民営斎場 |
延命院 | 台東区元浅草4-5-2 | 民営斎場 |
正覚寺 七面殿 | 台東区元浅草4-9-11 | 民営斎場 |
東本願寺 慈光殿 | 台東区西浅草1-5-5 | 民営斎場 |
覚音寺 | 台東区元浅草3-17-14 | 民営斎場 |
徳本寺 本堂 | 台東区西浅草1-3-11 | 民営斎場 |
真福寺 本堂 | 台東区西浅草1-6-13 | 民営斎場 |
玉林寺 | 台東区谷中1-7-15 | 民営斎場 |
観智院 谷中会館 | 台東区谷中5-2-4 | 民営斎場 |
薬王寺 本堂 | 台東区根岸5-18-5 | 民営斎場 |
本性寺 千松閣 | 台東区清川1-1-2 | 公営斎場 |
長國寺斎場 | 台東区千束3-19-6 | 民営斎場 |
寿仙院 | 台東区西浅草3-28-1 | 民営斎場 |
真龍寺 | 台東区松ヶ谷2-11-3 | 民営斎場 |
榧寺 | 台東区蔵前3-22-9 | 民営斎場 |
正定寺 明和会館 | 台東区松が谷2-1-2 | 民営斎場 |
台東区とは
台東区は東京都23区の東部に位置する特別区の一つです。区域の東側は隅田川に接しており、対岸の墨田区との境になっています。この辺りは東京で最も古い市街地で、全国的に有名な浅草寺は建立1400年の歴史を有します。江戸時代には元禄文化(町民文化)が発展し、浅草橋界隈の問屋街には時代を感じる街並みが一部に残っています。また、上野駅は昔から北関東・東北・信越地方からの玄関口という役割を持っており、かつては夜行列車に乗って集団就職の若者が多く降り立っていました。伝統のある町ならではの祭りも多く、特に「浅草三社祭」には毎年多くの観光客が集まります。また、上野地区は江戸時代から賑わう寛永寺の門前町で、上野恩賜公園には上野動物園のほか博物館、美術館があり、海外からの観光客にも人気です。そのほか区内には、花やしき、アメヤ横丁、浅草演芸ホールなど楽しい場所が多くあり、特に浅草界隈は江戸の昔から活気ある町です。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、台東区の総人口は167,907人。年間の死亡者総数は9,443人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者9,443人はほぼそのまま台東区で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、台東区では毎日25.9人の方の火葬が行われている計算になります。
台東区の死亡者数は東京都内で19番目となる数で、1日あたり25.9人の方の火葬が行われているというのは多い方と言えるでしょう。冒頭でご紹介した町屋斎場のほか、区内および近隣には多くの斎場がありますが、いずれも予約が集中した際には火葬待ちという不本意な状態となる可能性があります。また、出来ることならば火葬場と葬儀式場を併せ持つ斎場を利用する方が、ご家族および会葬者の負担も少ないと言えるでしょう。いずれにせよ、納得できる斎場でご葬儀を行うためには、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。台東区にお住まいの方もまた例外ではありません。
台東区で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
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