清泰寺会館での葬儀・家族葬を行う前に
清泰寺会館の特徴
「見性院」の墓があることで知られる清泰寺の境内にある斎場
清泰寺会館は、埼玉県さいたま市緑区にある天台宗寺院清泰寺の寺院斎場です。
最寄り駅から徒歩圏内の便利な場所にありながら、大きな通りからは少し離れているため静寂に包まれており、ゆっくりと故人を偲ぶのにふさわしい環境です。慈了山覚源院と号す清泰寺は、平安時代初期に慈覚大師円仁によって開かれたと伝えられる由緒ある寺院です。境内には、垣根のように並ぶ349基の庚申塔、青面金剛像浮き彫りの庚申塔、自然石の庚申塔の計351基があり、一括して市指定有形民俗文化財に登録されています。その他にも、有泉勝長木牌など計4件の市指定有形民俗文化財を有しているほか、武田信玄の息女「見性院」の墓があることでも知られるなど、歴史的価値の高い文化財が多数存在します。
清泰寺会館は、平屋で入口にはスロープのあるバリアフリーに配慮した葬儀会館で、宗旨・宗派を問わずどなたでもご利用いただけます。ただし、一般的な寺院斎場のため火葬施設は併設しておらず、火葬の際には「大宮聖苑」、「浦和斎場」などに移動する必要があります。両施設ともさいたま市が運営する公営の火葬施設のため、さいたま市民は7,000円で利用することができます。
最寄り駅から徒歩8分の参列者が訪れやすい立地
清泰寺会館へのアクセスは、JR武蔵野線「東浦和駅」より徒歩8分です。駅を出て左方向に進み最初の信号を右に曲がり、見沼台通りを進むと左側に清泰寺会館があります。境内には合計約30分の駐車場を完備しており、自動車で来場される場合も安心です。
エントランスを入ると右側が式場になっており、60席程度まで収容が可能です。正面には控室として利用できる10畳の和室が2間、その隣に54席設置した洋室のお清め室があります。平屋建てのため階段で移動する必要がなく、ご高齢者や足が不自由な方も安心してご利用いただけます。
清泰寺会館の安置施設(霊安室)
安置施設はなし。ご自宅に安置できない場合は葬儀会社に相談を
清泰寺にはご遺体を安置する施設を完備していないため、通夜までの間、ご自宅で安置することになります。
住宅事情や諸事情によりご遺体を自宅に安置することができない場合は、葬儀会社に相談をして安置施設の紹介を受けてください。
清泰寺会館で対応できる葬儀形式
宗旨、宗派を問わず利用が可能。音楽葬には非対応
清泰寺は天台宗の寺院ですが、会館では宗旨宗派を問わず葬儀を行うことができます。檀家様に限らずどなたでも利用が可能です。また、楽器類の持ち込みや演奏による音楽葬を行うことはできません。
清泰寺会館への宿泊
宿泊は不可。近隣の宿泊施設の手配が必要
清泰寺会館では、通夜終了後、会館内に宿泊することはできません。
遠方からお越しのご親族・ご参列者の方は、近隣のホテル等を手配する必要があります。清泰寺会館や最寄りの東浦和駅周辺には宿泊施設がほとんどないため、浦和駅周辺までタクシー等で移動することをおすすめします。
清泰寺会館での火葬
公営火葬場まで車で約15分の移動しやすい立地
清泰寺会館には火葬を行う施設を併設していないため、最寄りの火葬場へ移動することになります。
さいたま市には「大宮聖苑」と「浦和斎場」の2つの公営火葬場があり、清泰寺会館から近い火葬場は見沼区の「大宮聖苑」になります。移動時間が15分~20分程度と短いため、参列者の移動にかかる負担も少なく済むでしょう。また、桜区には「浦和斎場」がありますが、こちらは車で30分以上かかります。どちらもさいたま市が運営する火葬場のため、故人または喪主の方が市内在住の場合は7,000円で利用することができます。
清泰寺会館の立地・アクセス
最寄り駅から徒歩でアクセスが可能
清泰寺会館は、駅からの道順もわかりやすく便利な場所にあります。
公共交通機関でのアクセス
清泰寺会館の最寄り駅は、東浦和駅です。
- JR武蔵野線「東浦和駅」から徒歩8分
駅を出て左方向に進み最初の信号を右に曲がり、見沼台通りを進むと左側に清泰寺会館があります。
自動車でのアクセス
清泰寺会館へ自動車で向かう場合、東北自動車道や国道17号線(中山道)から向かうと便利です。
- 東北自動車道から向かう場合:浦和ICで下車、大門信号を右折して国道463号線を進む。芝川を越してしばらく進み、セブンイレブン前の信号を左折。道なりに進み、セブンイレブンを通過すると右側に清泰寺会館。
- 国道17号線(中山道)を戸田方面から向かう場合:県庁前信号を右折し、国道463号線を進む。浦和駅西口信号を左折、仲町信号を右折。しばらく道なりに進み、東浦和駅入口信号を右折、その後2つ目の信号を左折。2つ目の信号を右に曲がると清泰寺会館。
駐車場
清泰寺会館は、敷地内に約30台分駐車することができます。小規模な葬儀の場合は問題ありませんが、ある程度の参会者が訪れる一般葬を行う場合は停められないこともあるでしょう。できるだけ公共交通機関を利用するか、タクシー等に乗り合わせて向かうことをおすすめします。