古河市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
古河市の斎場・火葬場
茨城県・古河市の方が利用する代表的な斎場としては、古河市斎場があげられます。
古河市斎場は、古河市地域振興公社が管理運営している公営斎場です。所在地は茨城県古河市三杉町2-1-1。交通アクセスは、JR宇都宮線・古河駅から車で約6分です。古河市斎場は、同じ建物内に葬儀場と火葬場が備えられているため利便性が高く、通夜から告別式まで一貫して行える斎場です。施設の概要を見ると、火葬場には火葬炉3基、告別室、収骨室などがあり、葬儀場には大式場(94人収容)と小式場(56人収容)が設けられています。そのほか、斎場内には待合室3 室(洋室1、和室2)、控室1 室、霊安室1 室(遺体保冷装備2基)があり、控室に関しては通夜から葬儀までの夜間にご遺体をお守りする部屋として利用することができます。
故人または申請者(葬儀を執行する者)が古河市の住民の場合、火葬料は5,000円(13歳以上)、大式場は3時間25,000円、超過1時間につき6,000円となり、小式場は3時間20,000円、超過1時間につき5,000円です。大式場を待合室として利用する場合は2時間15,000円、小式場に関しては2時間12,000円となります。そのほか待合室を通夜もしくは火葬で利用する場合、いずれも1室2時間5,000円で、霊安室は1棺24時間ごとに3,000円、控室は20,000円となっています。
※古河市斎場は古河市の住民ではない方も利用可能ですが、火葬料は35,000円(13歳以上)となり、大式場は3時間50,000円、超過1時間につき13,000円、小式場は3時間40,000円、超過1時間につき10,000円で、そのほかの料金も古河市民より高い設定となっています。
古河市斎場は市民にとってリーズナブルな価格設定となっており、通夜から告別式まで一貫して行える環境が整っているため、古河市民に最も人気がある斎場です。しかしながら、人気があるために予約が集中し、希望の日程で利用できない可能性があります。
そのほか、古河市民が利用しやすい斎場・火葬場としてはさしま斎場があり、古河市の中心地からは約8.5km、車で15分くらいの距離です。さしま斎場は、境町・五霞町・坂東市・古河市で構成するさしま環境管理事務組合が運営する公営斎場のため、古河市民の火葬料は5,000円(13歳以上)です。告別式場は通夜・葬儀3時間の利用で、ぞれぞれ35,000円、祭壇を使用する場合は1回25,000円となります(通夜・葬儀ともに使用しても1回)。そのほか、霊安室は24時間5,000円です。費用的には古河市斎場とあまり差がありませんので、お住いの場所や予約できる日程によってどちらを利用するか選べますが、さしま斎場に関しては2市2町の住民が利用するため、混み合っている可能性があります。
古河市内にあるその他斎場
上記以外で、古河市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
家族葬ホール古河 | 古河市西牛谷1020-1 | 民営斎場 |
メモリアルホール わたらせ 古河店 | 古河市原111 | 民営斎場 |
あかつき会館 | 古河市茶屋新田136-4 | 民営斎場 |
セレモニー千代田三和店 | 古河市仁連2075-1 | 民営斎場 |
古河市とは
古河市は茨城県西端、県西地域に位置する市です。平安時代には東日本最大級の製鉄所があり、江戸時代には古河藩の城下町として発展していました。1885年に県内最初の鉄道駅として東北本線・古河駅が開業すると製糸産業が発達していき、1958年に東北本線によって上野まで約1時間となってからはベッドタウンという側面を持つようになりました。都市化が進む古河市ですが、市内には利根川、渡良瀬川のほかに多くの川が流れ、御所沼、大山沼などもあり、水に恵まれる土地です。旧総和町、旧三和町を中心に近郊農業が発達しており、現在も市域の約5割を農地が占めています。古河市の特産品には、人参、ニガウリ、サニーレタス、かぼちゃ、白菜などがあり、さしま茶の生産も盛んです。工業においては食品製造業が主力となっており、トモヱ乳業、山崎製パン、ジャパンフリトレー、ヤマザキビスケット、ギンビスなどの製造拠点が立地しています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、古河市の総人口は141,570人。年間の死亡者総数は6,501人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者6,501人はほぼそのまま古河市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、古河市では毎日17.8人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり17.8人というのは他の市町村と比べて極端に多いわけではありませんが、古河市斎場は火葬炉3基の規模で、さしま斎場に関しては古河市を含む2市2町の住民が利用する斎場です。そのため、予約が集中してしまうことがあり、混雑が理由で希望日を押さえられない可能性があります。費用面でメリットが大きい古河市斎場、もしくはさしま斎場を利用したい場合は、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。古河市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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