西東京市で葬儀・家族葬のできる斎場を探す

西東京市の斎場・火葬場

東京都・西東京市の市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、日華斎場・多磨葬祭場があげられます。

日華斎場・多磨葬祭場は、西東京市の中心地からは約5㎞という距離にあり、交通アクセスは京王線・東府中駅、ＪＲ中央線・武蔵小金井駅からバス利用、西武多摩川線・多磨霊園駅からは徒歩10分となっています。多くの多摩エリアの住民が利用する民営斎場で、火葬場と式場が揃っているため、様々な面で便利さがあります。また、周辺には多磨霊園のほか、府中の森公園、浅間山公園、武蔵野公園などがあり、7526㎡の広大な敷地には桜の木が多数植えられているため、緑溢れる環境となっています。施設の概要は、多磨葬祭場（火葬棟）が、火葬炉14基・休憩室18室、日華斎場（式場）が、思親殿（大斎場）・行華殿（小斎場2室）となっており、台数に制限はありますが、駐車場も完備されています。

多磨葬祭場の火葬料金は、特別殯館が165,000円、特別室が105,000円、最上等が59,000円となっています。特別殯館は完全個室です。日華斎場の式場利用料は、思親殿と2階お清め室が合わせて410,400円、行華殿（松or竹）と2階お清め室が合わせて248,400円となります。18室ある休憩室は、お部屋のグレードなどで金額が異なります。最大80人収容できる新館1階2号が25,700円で、最も少ない12人収容の本館1階5号が9,290円です。尚、これらのほかに、骨壺の料金、戒名記名料金、保棺料金などが別途かかります。

日華斎場・多磨葬祭場は昭和6年の開業以来、地域の方々に信頼される質の高い葬祭事業を行って来ました。長い年月で培ったノウハウをもとに利用者のホスピタリティ充実にも力を入れ、心穏やかにご葬儀を行ってもらえるよう体制を整えています。火葬室、斎場ともに豪華さと使いやすさを兼ね備え、整然とした室内は清潔感を感じさせます。

そのほか、西東京市の近くにある斎場・火葬場としては、所沢市斎場があります。西東京市の中心地から約11㎞という距離で、交通アクセスは、西武新宿線・航空公園駅から車で10分となっています。距離だけで見れば府中の森市民聖苑がより近いのですが、こちらは府中市民専用の斎場のため、西東京市の市民が利用できる所沢市斎場をご紹介致します。火葬料金は、所沢市民が5,000円のところ、西東京市民など市外住民が利用する場合は60,000円とやや割高になります。式場の利用料金は通夜・告別式のセット料金となっており、158,000円～210,000円と部屋ごとに異なります。尚、この料金には火葬料金を含んでいます。距離的には少し遠いですが、日華斎場・多磨葬祭場が混み合っている場合など、こちらを利用することも選択肢の１つでしょう。

西東京市内にあるその他斎場

日華斎場・多磨葬祭場以外で、西東京市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。

西東京市とは

西東京市は、東京都の多摩地域東部に位置する市です。もともとは田無市と保谷市でしたが21世紀最初の新設合併によって誕生しました。市内には、石神井川、白子川、新川が流れており、玉川上水から分水した千川上水もあるため、水に恵まれた土地です。主要道路としては青梅街道、五日市街道があり、鉄道も西武池袋線、西武新宿線が東西に通っているため、交通の便も悪くありません。この辺りの歴史を調べると、旧石器時代から人が住んでいたことがわかっており、下野谷遺跡(国史跡）などの遺跡がいくつか発掘されています。縄文時代の住居跡は約390軒と多く、東伏見稲荷神社遺跡では、旧石器が発見されています。古代、中世を経て、江戸時代になると江戸城造営のための石灰運搬を目的とする青梅街道が開削され、田無には宿駅が置かれて発展して行きました。保谷地区は千川上水の整備によって開墾され、集落が形成されて行きました。1927年に西武鉄道村山線（現在の西武新宿線）が開通されてからは、池袋、新宿へのアクセスの良さから、ベッドタウン化が進んで行きました。1959年には日本住宅公団最大のひばりが丘団地が造成され、人口が急速に増加し、現在も緩やかではありますが増加傾向を維持しています。

厚生労働省が発表している「平成20年～平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、西東京市の総人口は194,479人。年間の死亡者総数は7,156人となっています。

現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者7,156人はほぼそのまま西東京市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、西東京市では毎日19.6人の方の火葬が行われている計算になります。

西東京市の死亡者数は東京都のなかで26番目となる数で、１日あたり19.6人の方の火葬が行われているというのは少ない数ではありません。冒頭でご紹介した日華斎場・多磨葬祭場は、民営斎場のためお住いの地域に関係なくどなたでも利用できます。施設とサービスの充実度が高い総合斎場であるため、日程によっては予約が集中することもあります。ご葬儀に際して火葬待ちという不本意な状態とならないために、また、内容、費用ともに満足できるご葬儀を行うためにも、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。

葬儀でよくあるトラブル

国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。

大切な葬儀で料金トラブル発生！－後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと－

このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。

レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。

• 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
• 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
• 追加サービスにより請求金額が高額になることがある

葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。

葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。西東京市にお住まいの方もまた例外ではありません。

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