千手院観音堂での葬儀・家族葬を行う前に
狛江市東野川の住宅地にある家族葬から一般葬に適した斎場
千手院観音堂は、東京都狛江市に位置する天台宗寺院の千手院が運営する寺院斎場です。
千手院は三嶋山覚東寺と号し、創建年代は不詳ですが大僧都大阿闍梨乗雄大和尚により創建されたと伝えられています。天保12年（1842年）に本堂、庫裡、客殿、観音堂、不動堂が焼失し、その後昭和36年に本堂が再建されました。平成に入り本堂の修復が行われると同時に客殿・庫裏が再建、平成11年に観音堂が再建されました。
設備が整った綺麗な建物で静かにお見送りが可能
小田急線 喜多見駅から徒歩15分と少し距離がありますが、成城学園前駅や調布駅からバスを利用して来場することもできます。狛江市の北側、新しい住宅が立ち並ぶ閑静な地に、本堂と道路を挟んで向かい合う形で千手院観音堂があります。
1階の式場には椅子100席程度まで収容でき、小規模な家族葬からある程度の会葬者が訪れる一般葬まで対応が可能です。2階の小ホールはお清め所、和室は遺族控室として利用することができます。
エレベーターは完備しておらず、1階と2階の移動は階段を使用することになるため、車いすをご利用の方やご高齢者の方が参列する場合は事前に確認しておくことをおすすめします。
千手院観音堂の安置施設（霊安室）
安置施設はなし。ご自宅に安置できない場合は葬儀会社に相談を
千手院観音堂にはご遺体を安置する施設を完備していないため、通夜までの間、ご自宅で安置することになります。
住宅事情や諸事情によりご遺体を自宅に安置することができない場合は、葬儀会社に相談をして安置施設の紹介を受けてください。
千手院観音堂で対応できる葬儀形式
宗旨・宗派問わず利用可能。音楽葬には非対応
千手院は天台宗の寺院ですが、観音堂は民営の貸斎場のため、宗旨宗派を問わず利用することができます。無宗教形式での利用ももちろん可能です。
ただし、楽器類の持ち込みなどによる音楽葬を行うことはできません。
千手院観音堂への宿泊
宿泊は不可。近隣の宿泊施設の手配が必要
千手院観音堂では、通夜終了後、斎場内に宿泊することはできません。
遠方からお越しのご親族・ご参列者の方は、近隣のホテル等を手配する必要があります。
千手院観音堂は住宅地にあるため周囲にホテルはなく、調布駅周辺または川崎市溝の口駅周辺まで車で移動することになります。
千手院観音堂での火葬
火葬炉を併設していないため、車での移動が必要
千手院観音堂には火葬場はありません。そのため、葬儀を執り行った後は近隣の火葬場へ移動することになります。
最寄りの火葬場は府中市にある多摩葬祭場（日華斎場）で、千手院観音堂からの移動時間は車で30分程です。多摩葬祭場は上質な雰囲気が漂う近代的な施設で、心穏やかにゆっくりと故人をお見送りすることができます。
千手院観音堂の立地・アクセス
駅から徒歩またはバスでのアクセスが可能
千手院観音堂へのアクセスは電車とバスの利用が便利です。公共交通機関を利用するか、自動車を利用する場合はハイヤー・マイクロバスで参会者乗り合わせでの利用をおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
千手院観音堂の最寄り駅は、小田急線 喜多見駅です。徒歩だと距離がありますので、タクシーを利用するか、成城学園前駅からバスの利用がおすすめです。
- 小田急線「喜多見駅」から徒歩15分
- バス停「御台橋」から徒歩2分
成城学園前駅からバスに乗車する場合、乗り場は西口1番です。
- 小田急バス 成04・05 成城学園前駅西口～＜仙川駅入口経由＞～調布駅南口または狛江駅北口行「御台橋」下車 徒歩2分
自動車でのアクセス
千手院観音堂に自動車で向かう場合、世田谷通りから向かうとスムーズです。
- 世田谷通り 世田谷方面から向かう場合：狛江三叉路信号を右折し、都道11号線を進む。松原信号を右折し、ファミリーマート手前の信号から斜めの道に入る。1つ目の角を右に曲がり、千手院から右に曲がると千手院観音堂。
駐車場
千手院観音堂の駐車場は、会館横と本院前に合計20台前後駐車が可能です。駐車スペースに限りがあるため、規模の大きな葬儀を行う場合は停められない可能性もあります。できるだけ公共交通機関を利用するか、参会者乗り合わせでタクシー等の利用をおすすめします。
