桜川市の斎場・火葬場
茨城県・桜川市の方が利用する代表的な斎場としては、きぬ聖苑があげられます。
きぬ聖苑は、桜川市、結城市、筑西市の3市で構成される筑西広域市町村圏事務組合が管理運営している公営斎場です。きぬ聖苑では、平成30年と令和元年に斎場棟、待合棟の改修工事を行い外壁等が補修されたため、とても美しい外観となっています。施設情報を見ると、火葬場は火葬炉6基の規模で、炉前ホール、収骨室などが併設されています。また、式場には108名収容可能で、柔らかい間接照明の灯りが温かみを感じさせる空間です。そのほか、待合室6室、通夜室2室が設けられており、通夜室では仮眠を取ることができます。交通アクセスは、JR水戸線・川島駅から車で約5分です。
故人または申請者(葬儀を執行する者)が桜川市、結城市、筑西市の住民であれば、火葬料は5,000円(12歳以上)となり、式場は、3時間25,000円、超過1時間につき7,000円、通夜室は3時間3,000円、超過1時間につき1,500円となっています。待合室は1室につき2時間5,000円で、霊安室は1棺24時間まで4,000円、超過1時間につき500円と、いずれもリーズナブルな価格設定です。
※きぬ聖苑は上記3市の住民以外も利用可能ですが、火葬料は50,000円(12歳以上)となります。また、式場は3時間100,000円、超過1時間30,000円、通夜室は3時間20,000円で、超過1時間5,000円です。そのほか、待合室は1室2時間10,000円、霊安室は1棺24時間25,000円となり、やや高い料金設定です。
きぬ聖苑は桜川市を含む3市の住民が利用しやすいリーズナブルな価格と、通夜から告別式まで一貫して行える環境が大きな魅力で、桜川市の住民から最も人気がある斎場です。しかしながら、その分予約が集中すると希望通りの日程が押さえられず、火葬待ちとなる可能性があります。
そのほか、桜川市民が利用しやすい斎場・火葬場としては、笠間広域斎場「やすらぎの森」があります。桜川市の中心地からは約25km、車で35分くらいの距離です。笠間広域斎場「やすらぎの森」を桜川市民が利用する場合、火葬料は50,000円(13歳以上)となります。式場は、大式場が葬儀・通夜それぞれ154,280 円、小式場がそれぞれ92,570 円となり、火葬場に併設される待合室は2時間10,280円、霊安室(1棺)は24時間30,850円で、式場に併設される遺体保存霊安室に関しては1回15,420 円となっています。このように、きぬ聖苑を利用するより費用負担が大きくなりますから、桜川市の方はできる限りきぬ聖苑を利用した方が良いでしょう。
桜川市内にあるその他斎場
上記以外で、桜川市民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
セレモニーホール桜川 | 桜川市御領2-20 | 民営斎場 |
いわせホール こもり | 桜川市上野原地新田311-8 | 民営斎場 |
ベルホール こもり | 桜川市東桜川1-8 | 民営斎場 |
さくらほーる こもり | 桜川市東桜川2-8 | 民営斎場 |
葬祭会館 蓮華 真壁 | 桜川市真壁町飯塚1027-1 | 民営斎場 |
セレモニーホールしほう | 桜川市岩瀬323-1 | 民営斎場 |
セレモニーホールやすらぎ | 桜川市下泉623-4 | 民営斎場 |
JAホール真壁 | 桜川市真壁町飯塚951-1 | 民営斎場 |
桜川市とは
桜川市は茨城県の県西地域に位置する市です。北部は商業地帯で、南部には筑波山が聳え、東部にある安産子育ての「雨引観音」は観光地として知られています。市内を流れる桜川は霞ヶ浦に注ぎ、豊かな自然環境を活かした稲作が盛んな土地です。また、日本有数の採石地であるため古くから石材業によって栄えており、特に真壁地区で産出される真壁御影石を加工した「真壁石燈籠」は国の伝統工芸品に指定されています。桜川市の名所・旧跡には、世阿弥の謡曲桜川の舞台となった桜川のサクラや、104棟が国の登録有形文化財に指定されている重要伝統的建造物群保存地区などがあり、伝統祭事の真壁祇園祭、マダラ鬼神祭(日本二大鬼祭)などが有名です。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、桜川市の総人口は45,545人。年間の死亡者総数は2,949人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者2,949人はほぼそのまま桜川市で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、桜川市では毎日8.1人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたり8.1人という数だけ見ればそれほど多いように思われませんが、きぬ聖苑は桜川市だけでなく、結城市、筑西市の住民も利用する斎場で、3市合わせると1日あたり31.8人という数になりますから火葬炉6基という規模でも余裕はないでしょう。予約が集中してしまうと、不本意ながら火葬待ちとなることもあります。利便性が高く、費用負担を抑えることができるきぬ聖苑を利用したい場合は、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。桜川市にお住まいの方もまた例外ではありません。
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