大田区で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
大田区の斎場・火葬場
東京都・大田区の代表的な斎場・火葬場としては、臨海斎場があげられます。
臨海斎場は大田区のほか、港区、品川区、目黒区、世田谷区で組織する臨海部広域斎場組合が運営する公営斎場です。大田区東海1-3-1にあり、交通アクセスは、東京モノレール「流通センター」駅から徒歩約10分となっています。臨海斎場には火葬場と葬儀式場が揃っているため、お通夜からご葬儀、初七日の法要まで一貫して行うことができます。斎場内には火葬炉が10基あり、そのうちの2基は大型炉です。そのほか、霊安室、収骨室、待合室、葬儀式場、控室などが併設されています。8室ある待合室はすべて洋室で、椅子で大人用54脚、子供用2脚が用意可能です。
火葬料は、大田区をはじめ組織区住民の場合は34,500円(大人)です。組織区外住民が利用する場合は70,000円となります。そのほか、待合室は2,000円、柩保管施設(24時間)は3,000円となっており、葬儀施設に関しては、式場56,000円、遺族控室14,000円、会葬者控室30,000円の合計10万円となっています。この金額は組織区住民が利用する場合の料金で、組織区外住民が利用する場合は合計30.2万円となります。大田区が設ける特別区区民葬儀が利用できる方は、さらに割安で利用することができます。
臨海斎場は、通夜から葬儀まで一貫して行える斎場のため、お通夜の晩に宿泊を希望されるご家族の方も多数おられます。そのため、和室4畳、10畳の遺族控室は宿泊を可能としており、入浴設備もあります。そのほか控室内には、テレビ、冷蔵庫、湯飲み、ポット、急須、ドライヤーなどが常備されていますが、寝具はないため、貸布団を館内の売店で手配することになります。但し、宿泊施設ではないため、仮眠は5名までと決められています。
そのほか、大田区に近い斎場・火葬場としては、川崎市川崎区夜光3丁目の「かわさき南部斎苑」があります。川崎市が運営する公営斎場で、交通アクセスは、JR川崎駅からバス利用となります。駐車場を200台分完備しているためお車でのアクセスが便利です。火葬料は、川崎市民が利用する場合4,500円ですが、大田区民が利用する場合は60,000円と割高です。葬儀式場に関しても、川崎市民が20,000円から利用できるのに比べ、大田区民は60,000円からとなっています。第1斎場に関しては、川崎市民80,000円のところ、大田区民は240,000円ですから、その金額の差はとても大きいです。
大田区内にあるその他斎場
臨海斎場以外で、大田区民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
おおとり会館斎場 | 大田区大森北1-15-12 | 民営斎場 |
山田ホール | 大田区大森西6-13-17 | 民営斎場 |
平和の森会館 | 大田区平和の森公園2-3 | 公営斎場 |
白蓮蒲田ホール | 大田区西糀谷3-43-10 | 民営斎場 |
長福寺 長明閣 | 大田区下丸子4-18-3 | 民営斎場 |
セレモ21 | 大田区南六郷3-13-6 | 民営斎場 |
立花会館 | 大田区萩中3-1-2 | 民営斎場 |
ベルホール羽田 | 大田区羽田4-18-17 | 民営斎場 |
ラビスホール池上 | 大田区中央8-1-1 | 民営斎場 |
密厳院会館 | 大田区大森北3-5-4 | 民営斎場 |
善慶寺 瑞雲館 | 大田区山王3-22-16 | 民営斎場 |
善照寺 さくら会館 | 大田区南馬込4-9-11 | 民営斎場 |
密蔵院 大慈閣 | 大田区田園調布南24-18 | 民営斎場 |
安詳寺 | 大田区久が原4-4-10 | 民営斎場 |
東礼城南サポートセンター | 大田区千鳥2-40-16 | 民営斎場 |
大楽寺会館 | 大田区新蒲田3-4-12 | 民営斎場 |
妙成寺 | 大田区西蒲田6-1-10 | 民営斎場 |
光教寺 光輪閣 | 大田区中央4-35-3 | 民営斎場 |
徳持寺 | 大田区池上6-32-10 | 民営斎場 |
厳定院 エコーホール | 大田区池上2-10-12 | 民営斎場 |
専修寺 関東別院 | 大田区西六郷4-22-12 | 民営斎場 |
宝珠院 | 大田区仲六郷4-34-8 | 民営斎場 |
瑞光寺会館 | 大田区西六郷1-20-10 | 民営斎場 |
本住寺 朗長会館 | 大田区本羽田1-8-9 | 民営斎場 |
長照寺会館 | 大田区本羽田3-13-16 | 民営斎場 |
正蔵院 | 大田区本羽田3-10-8 | 民営斎場 |
萬福寺 梶原殿ホール | 大田区南馬込1-48-2 | 民営斎場 |
本坊本行寺 鶴林殿 | 大田区池上2-10-5 | 民営斎場 |
大田区とは
大田区は東京23区の最南部に位置する東京都特別区の一つです。隣接する自治体は、品川区、目黒区、世田谷区、神奈川県川崎市などです。23区の中では最も都心から離れており、都心部よりも多摩川を挟んで隣接する川崎市の方が色々な面で近いと言えます。大田区は東京湾の埋め立てにより面積を拡大してきました。そのため、平和島、昭和島、大井ふ頭、京浜島、城南島などの人工島が多数存在しています。また、区域の東エリアには羽田空港があり、区の面積のほぼ1/3を占めています。大田区の歴史を紐解くと、久原小学校内遺跡調査、大森貝塚調査、山王遺跡調査などによって先住人の存在が確認されており、多摩川流域沿いには荏原台古墳群があります。この地域ではかつて海苔の養殖が盛んでしたが、現在は工業化が進んだため行われていません。区の商業的な中心エリアは、大森、蒲田などですが、区内には、高級住宅地の田園調布があり、多くの財界人、芸能人が居住することから、その名は全国的に有名です。名所・旧跡としては、池上本門寺、本行寺、池上梅園、洗足池などがあります。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、大田区の総人口は678,218人。年間の死亡者総数は29,132人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者29,132人はほぼそのまま大田区で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、大田区では毎日79.8人の方の火葬が行われている計算になります。
大田区の死亡者数は東京都内で3番目となる数で、1日あたり79.8人の方の火葬が行われているというのは非常に多いと言えるでしょう。公営斎場として臨海斎場がありますが、大田区民だけが利用するわけではありません。そのため、予約が集中した際には、火葬待ちという不本意な状態となる可能性があります。「かわさき南部斎苑」など、近くには多数の斎場がありますが、費用を抑えつつも納得のいく葬儀を行いたい場合は、出来る限り早い段階で葬儀社の担当者へ相談することをお勧めいたします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。大田区にお住まいの方もまた例外ではありません。
大田区で葬儀・火葬を行うなら、信頼できる葬儀社に相談を
葬儀を依頼する際は、十分に信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。
当サイトでは、大田区に数ある中でも、故人の意思・ご遺族の皆さまの想いを大事にする、信頼できる葬儀社を厳選して紹介しています。
葬儀についてもし気になることがありましたら、まずはお電話でご相談ください。葬儀の手順や進め方、サービスの項目や料金など、各葬儀社の担当が、どんなことでも誠意を持って対応いたします。