東茨城郡大洗町で葬儀・家族葬のできる斎場を探す
大洗町の斎場・火葬場
茨城県・大洗町を代表する斎場としては、大洗町斎場があげられます。
大洗町斎場は大洗町が管理運営する公営斎場です。斎場棟と火葬棟で構成され、付属施設として大型車3台分、普通車110台分の駐車場があります。斎場の概要を見ると、式場は132席設置できる広さで、控室、待合室(28畳×2室)などが併設されています。火葬棟には火葬炉2基のほか、告別ホール、炉前室、収骨室、待合室(8畳×2室)などがあります。交通アクセスは大洗駅から車で約8分、バスを利用する場合は「公園墓地前」で下車し、徒歩10分となります。
大洗町が運営する公営斎場ということで、亡くなった方または喪主の方が大洗町在住の場合、火葬料は5,000円(15歳以上)、通夜・告別式を行う式場は30,000円(2時間)、待合室は1室につき4,000円(2時間)となります。また、霊安室は1棺24時間以内で3,000円となり、遺体保管機は24時間以内であれば5,000円ですが、以降1時間ごとに500円追加となります。このように、大洗町民が利用する場合はリーズナブルな価格設定となっており、町民が利用しやすい斎場です。
※斎場・火葬場ともに大洗町民以外の方も利用可能ですが、町民とは異なる料金設定で、火葬40,000円、式場70,000円、待合室8,000円、霊安室20,000円、遺体保管機30,000円となります。
大洗町斎場は町民が利用しやすい価格設定で、火葬場併設のため葬儀後の移動の負担がなく、大洗町民に最も人気がある斎場です。しかしながら、人気があるため申込みが集中しやすく、予約が取り難いときがあります。葬儀の日程によっては希望通りに予約することができず、数日待たされることもあるでしょう。
そのほか、大洗町民が利用しやすい斎場・火葬場としては常陸海浜広域斎場があり、大洗駅からは約10kmの距離です。常陸海浜広域斎場はひたちなか市と東海村が共同運営する公営斎場ですが大洗町民も利用可能です。大洗町民が利用する場合の火葬料は40,000円(13歳以上)で、式場は45,000~60,000円(2時間)、待合室は8,000円(2時間)となります。ひたちなか市と東海村の住民が利用するより高い料金ですが、比較的リーズナブルな金額となっていますので、大洗町斎場で希望通りの日程が押さえられないときには常陸海浜広域斎場の利用がお薦めです。
大洗町で利用者の多い斎場
大洗町斎場以外で、大洗町民が利用しやすい主な斎場・火葬場には以下のようなものがあります。
斎場名 | 住所 | 公営/民営の区分 |
---|---|---|
報恩殿 | 水戸市谷田町908-1 | 民営斎場 |
茨城町斎場 いばらき聖苑 | 東茨城郡茨城町大字網掛1167 | 公営斎場 |
セレモニア富士 水戸駅南館 | 水戸市桜川2-5-11 | 民営斎場 |
セレモニア富士 水戸50号バイパス館 | 水戸市千波町1935-1 | 民営斎場 |
源想園 中央水戸ホール | 水戸市千波町2770-43 | 民営斎場 |
大洗町とは
大洗町は茨城県の中部に位置し、太平洋に面しています。年間約440万人が訪れる県有数の観光地で、アクアワールド・大洗(旧・大洗水族館)、大洗磯前神社、大洗シーサイドステーション等の観光スポットが有名です。2012年に放送された人気アニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台となり、アニメファンの聖地巡礼スポットとしても注目されています。また、大洗町では昔から漁業が盛んで、アンコウ、シラス、ハマグリなどが名物です。特にアンコウ鍋は大洗の冬の名物料理として知られ、毎年10月には「大洗あんこう祭」が開催されています。
厚生労働省が発表している「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、大洗町の総人口は17,556人。年間の死亡者総数は1,150人となっています。
現在の日本は火葬率ほぼ100% と言われており、この年間死亡者1,150人はほぼそまま大洗町で1年に行われる火葬の数と考えられます。1日あたりに換算すると、大洗町では毎日3.15人の方の火葬が行われている計算になります。
1日あたりの火葬の数は少ない方ですが、大洗町斎場には火葬炉が2基しかなく、葬儀を行う時期やタイミングによっては希望通りの日程で火葬ができないこともあります。そのため大洗町斎場では遺体保管機を備えていますが、火葬待ちとなれば利用時間に合わせて追加の費用が発生することになります。大洗町斎場を利用したい場合は、なるべく速やかに葬儀社の担当者へ相談することをおすすめします。
葬儀でよくあるトラブル
国民生活センターは、2015年12月に葬儀サービスに関するレポートを公表しました。
大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-
このレポートは、近年の「斎場で行う、小規模・廉価な葬儀」へのニーズの高まりを背景に頻発している消費者と葬儀社の間での料金トラブルについて、トラブルの発生理由と、トラブル発生を未然に防ぐための対策について、消費者への周知・注意喚起を目的に公表されました。
レポートによると、葬儀を巡った料金トラブルが発生しやすくなる要因として、下記の3点を上げています。
- 消費者は短時間で様々な判断をしなければならない
- 葬儀社と十分な話し合いができないこともある
- 追加サービスにより請求金額が高額になることがある
葬儀は、親しい方を失ない悲しみに暮れる最中に行われるもの。葬儀の準備はご遺族にとって、どうしても冷静な対応を取りづらいタイミングに行うことになります。非常事態とも言えるような状況の中、故人を悼み、しっかりした葬儀を行いたいと考えるご遺族ほど、請求項目が煩雑になりがちで料金トラブルにも巻き込まれやすいというのは、極めて皮肉な現実です。
葬儀をめぐった料金トラブルは、地域を問わず起こり得ることです。大洗町にお住まいの方もまた例外ではありません。
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葬儀を依頼する際は、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。
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