2019.8.8

喪主の決め方や役割とは?一般的な選び方と主な役割

喪主の決め方や役割とは?一般的な選び方と主な役割

喪主

葬儀における喪主の決め方や役割にはどんなルールや意味合いがあるのでしょうか。いざというときのために、どのように喪主を選べばいいか、自分が喪主になったときに何をすればいいか、知っておきたいですよね。今回はこの記事で、一般的な喪主の決め方や主な役割についてご紹介します。

喪主の決め方

まずは喪主の決め方における、一般的な優先順位を知っておきましょう。

  1. 故人の遺言
  2. 配偶者
  3. 長男
  4. 次男・三男など直系男子
  5. 長女
  6. 次女・三女など直系女子
  7. 故人の両親
  8. 故人の兄弟姉妹

故人の遺言があれば従う

喪主の決め方で最も優先するのは故人の遺言です。故人が喪主の指定をしている場合は従いましょう。

配偶者が喪主になるのが一般的

喪主の決め方には法律のような明確なルールがないため、特に故人の遺言がなく、故人が結婚していた場合は配偶者が務めるのが一般的です。

かつては家督を継ぐという意味合いから、長男が喪主を務めるのが慣習でした。ですが、現在は家を継ぐ意識が薄れ、家族構成も変化したこともあり、故人と最も縁の深い配偶者が喪主となることが多くなっています。

血縁関係から選ぶ

配偶者がいない場合や、高齢で喪主を務めるのが困難な場合などは、故人との血縁関係で喪主を選ぶこともあります。

配偶者以外の血縁関係から選ぶ場合は、長男、次男や三男、長女、次女や三女と、血縁関係の深さや年齢順で決めるのが一般的です。

喪主が未成年の場合

近親者を後見人としてつける

喪主が未成年の場合は、後見人をつけるのが一般的です。後見人は成人した近親者が担当することが多いようです。

配偶者や身内がいない場合

友人や葬儀社が代行する

故人が一人暮らしだった場合や、身内もいない場合は友人や、入所していた施設の代表者などが喪主を代行することもあります。友人や知人が喪主を務める場合は、「友人代表」や「世話人代表」と呼ばれるのが一般的です。

喪主は誰が務めても問題ないとされちえるため、葬儀社によっては、喪主代行サービスを行っている場合もあります。

子供が先に亡くなった場合

親は喪主にならない風習が残っている場合も

血縁関係の濃さで喪主を務めることが多いとはいえ、地域によっては子供が親より先に亡くなった場合、親が喪主を務めないようにするケースもあります。

昔から子供が親より先に亡くなることを「逆縁」といい、親が火葬場に行ってはいけないとする風習が残っているためと考えられます。

ただ、都市部では親が喪主を務めるケースも増えているようです。喪主選びで迷ったときは葬儀社と相談しつつ決めるといいでしょう。

喪主の役割

喪主になると、葬儀でさまざまな役割を担うことになります。

遺族代表であり葬儀全体の主宰者

喪主の主な役割のひとつが、遺族代表として葬儀全体を主宰することです。葬儀日時の決定や葬儀内容、費用に関することを周囲と相談しながら、最終決定します。

葬儀が始まってからは、お通夜から精進落としが無事に終わるまで、打ち合わせ通りに進行しているか監督する役目もあります。葬儀後も法要や納骨の責任者として引き続き役割を担います。

  • 親族への連絡
  • 葬儀社の選定、打ち合わせ
  • 葬儀の日時決定
  • 葬儀内容や費用の判断
  • 香典の扱いの判断
  • 枕飾りの手配
  • 香典返しの準備
  • 世話役や近所へのお礼
  • 世話役からの引継ぎ
  • 法要の日時決定

喪主としてのあいさつ

喪主は葬儀のさまざまな場面であいさつをするのも役割のひとつです。代表者として僧侶や参列者を迎え、お通夜や告別式、会食の席などで忙しい中駆けつけてくれた参列者に対して感謝の気持ちを伝えます。

  • 宗教者が到着したときの出迎え
  • 僧侶にお布施を渡す際のあいさつ
  • 弔問客への対応
  • 通夜ぶるまいのあいさつ
  • 葬儀・告別式のあいさつ
  • 精進落としのあいさつ

寺院とのやり取り

菩提寺がある場合は、寺院とのやり取りも喪主の役目です。早めに連絡をして、僧侶の都合を伺い日程の調整を行います。

  • 菩提寺への連絡
  • 僧侶の都合を確認し、打ち合わせ

葬儀社の選定や打ち合わせ

葬儀を行うとなると葬儀社の選定が必要です。葬儀社選びも、喪主が中心となって行うのが一般的です。依頼する葬儀社が決まったあとも、葬儀内容や葬儀会場の決定、火葬場の予約などを葬儀社と喪主が中心となって打ち合わせします。

故人が病院で亡くなった場合は、病院から葬儀社を紹介してもらうこともできます。ですが、料金が割高になる可能性があります。なるべく複数社の見積もりを取り、比較検討されるのがおすすめです。

喪主は必ず一人?

共同で喪主を務めてもOK

法律では家を祀る行事を受け継ぐ祭祀継承者はひとり、と定められていますが、喪主は必ずしも一人で行う必要はありません。一人に決められない場合や、高齢でサポートが必要な場合などは複数人が共同で喪主を務めてもOKです。

喪主と施主との違いは?

施主は葬儀費用を負担する人

葬儀の準備をする中で、喪主と似た言葉で「施主」という単語を耳にする機会があります。よく似た言葉なので混同しやすいですが、喪主は喪家・遺族の代表者であるのに対し、施主は葬儀費用を負担する葬儀の運営責任者とされ、それぞれ役割が異なります。施主という言葉の由来は「お布施をする主」から来ているとされています。

喪主と施主は同じ人が務めるのが一般的

喪主と施主は厳密にいうと役割が異なりますが、一般的に同じ人が務めることが多いです。意味を混同しやすいのも、同じ人が務めることが多いからかもしれません。

喪主は配偶者が務めるのが一般的。ただし明確な決まりなし

喪主の役割は遺族代表であり葬儀全体の責任者

喪主の決め方は、故人の遺言がなければ配偶者や血縁関係の濃い人が務めるのが一般的です。ですが、厳密な決まりはないため、誰が務めてもかまわないません。友人が務める場合や、共同で複数人が務めることもあります。

喪主の役割は葬儀全体の責任者として、葬儀日時の決定や葬儀の進行、挨拶など多岐にわたります。無事に火葬が終わったあとも、法要の責任者として役目を担うことになるのが一般的です。

葬儀を仕切る責任ある立場ということで、不安やプレッシャーを感じるかもしれません。とはいえ、喪主の務めに慣れている人のほうが少ないものです。家族や親族と協力し、葬儀社と相談しながらひとつずつ進めていきましょう

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