2018.3.20

葬儀社に事前相談するメリットとタイミング

葬儀社に事前相談するメリットとタイミング

葬儀社で事前相談をすることは、納得いく葬儀を行うための手段のひとつです。
「葬儀の事前相談なんて・・・」と思われるかもしれません。ですが事前相談をすることのメリットは多く、相談する人も増加傾向にあります。
今回は、葬儀社に事前相談をするメリットとタイミングについて解説します。

葬儀社に葬儀の事前相談をするメリット

事前相談は、葬儀社のスタッフと直接やり取りをすることが、さまざまなメリットに結びついています。

  1. 葬儀に関する疑問を解消できる
  2. 思い描いた葬儀が実現しやすくなる
  3. いざというとき慌てずに準備できる
  4. おおよその葬儀費用が把握できる
  5. じっくり葬儀プランや葬儀社を選べる

事前相談のメリット(1)葬儀に関する疑問を解消できる

事前相談のメリットの一つ目は、葬儀で分からないことを何でも葬儀社に質問できることです。
多くの人は、葬儀に参列する回数より、自分が葬儀を執り行う側の立場になることのほうが少ないはずです。
何となく葬儀の流れはイメージできても、実際準備する必要が生まれたとき、何が必要なのか、何から準備をしたらいいのか分からないと戸惑うこともあるのではないでしょうか。
分からないまま葬儀の準備を進めると、「これで正しいのか」と不安になるかもしれません。
葬儀社に事前相談することは、実際に葬儀を行うことになったとき、どんな準備が必要かを知ることができます。どんな小さな質問でも相談できるので、自分が感じている疑問や不安も解消できるでしょう。

事前相談のメリット(2)思い描いた葬儀が実現しやすくなる

事前相談をすることは、本人の遺志や家族の希望に沿った葬儀を行うことにも役立ちます。焦って葬儀プランを決める必要がないからです。
相談する前は、どんな葬儀にしたいかイメージがわかなくても、担当者と話すうちに「こんな風にしたい」と思えるようになるかもしれません。あるいは、葬儀社のパンフレットをじっくり見て、必要な準備を把握することもできるでしょう。
葬儀までにゆっくり考える時間があることで、より具体的に葬儀のイメージがわき、終わったあとに「良かった」と思えるような葬儀の準備もできるはずです。

事前相談のメリット(3)いざというとき慌てずに準備できる

事前相談をして、葬儀プランがあらかじめ決まっていれば、いざというときスムーズに葬儀の準備を進めることもできます。
亡くなってすぐに葬儀の準備をするのは、遺族にとって、心身ともに負担が大きいです。葬儀の段取りは、時間がない中で細かいことまで決める必要があるからです。たくさん決めることがあるのに、一つひとつを葬儀社や周囲と確認しながら進めるので、時間もかかります。
事前相談をしておけば、葬儀社も葬儀の内容を把握してくれるので、ある程度準備を任せることができます。遺族としては、安心感にもつながるでしょう。
葬儀が必要になったとき、何をしたらいいか分からない状態で放り出されるより、事前にある程度準備することが分かっていれば、家族として最後の時間を大切に過ごすこともできるはずです。

葬儀に向けた事前準備もできる

実際に葬儀が必要になったときだけでなく、事前の準備もしやすくなります。例えば、遺影の写真を選ぶことや、亡くなったときすぐに連絡する人のリストをつくることもできるでしょう。少しでも準備しておけば、いざ葬儀を行うときの負担を軽くすることもできます。

事前相談のメリット(4)おおよその葬儀費用が把握できる

事前相談は、希望する葬儀にどのくらいの費用が必要か、おおよその金額を把握できることもメリットです。費用が把握できれば準備する時間も生まれるからです。予算が決まっていれば、あらかじめ葬儀社に伝えておけば、予算内でプランの提示をしてくれることも多いです。
葬儀を行うにあたり、費用面に不安を感じる人は多いですが、一概に費用の相場がいくらとは言えないのが実情です。葬儀の形式によって異なりますし、葬儀社によっても違うのはもちろん、地域差もあるからです。
どんな小規模の葬儀でも、ある程度はまとまった費用が必要です。葬儀自体の費用以外にも、参列者への返礼品や食事代、僧侶へのお布施なども用意する必要があります。

葬儀の見積もりは細かい項目までチェックを

葬儀費用の見積もりによって、ある程度具体的な金額が分かれば、無駄な経費の削減もしやすくなります。見積もりをチェックして、必要ないと思う項目については、遠慮なく伝えましょう。見積もりを細かくチェックすることは、予算内で葬儀費用を納めるだけでなく、葬儀後に思いもよらない高額な請求が来ることを防止する目的もあります。

事前相談のメリット(5)じっくり葬儀プランや葬儀社を選べる

事前相談は、何社でも相談できます。相談するときは、ぜひ複数の葬儀社に相談や資料請求をし、見積もりを出してもらいましょう。
というのは、残念なことに、葬儀社の中には悪徳といわれる業者も混じっているのが実情だからです。
依頼する業者が良心的か、そうでないかは、一見しただけでは判断しづらいものです。
特に、差し迫って葬儀を行わないといけない状態のときに、依頼する業者やプランの内容がいいか悪いかなど、考える余裕はほとんどないのではないでしょうか。
複数の葬儀社で事前相談をすれば、それぞれの葬儀社の特徴や、見積もりなどの比較や検討をすることができます。スタッフの姿勢を見て、信頼できそうかどうかも感じることができます。
葬儀社とは、葬儀以外にも法要や納骨などで付き合いが続くことが多いです。相性がよく信頼できる葬儀社を見つけることはとても大切です。

葬儀社に事前相談をするタイミング

できれば早めに葬儀社とコンタクトを

事前相談は、できれば早めにしておくほうがベターです。早ければ早いほど、事前相談をしたときに、より冷静に葬儀の内容や費用について検討できるからです。
例えば、「今は元気な状態だけど、年齢的に心配」と思ったときをきっかけにするのもひとつです。あるいは、入院や余命宣告を受けた時点で事前相談をするのもいいでしょう。
「まだ元気なうちに葬儀の話なんて」と思われるかもしれません。ですが、危篤状態や臨終の宣告を受けてからだと、気持ちが動転して冷静な判断ができない可能性があります。
差し迫った状態になる前に、本人や家族が相談しよう、と思ったときを相談するタイミングにするといいでしょう。

事前相談の種類

事前相談の方法は3パターン

葬儀社が行っている事前相談の方法は、電話、メールもしくはFAX、対面と、主に3パターンに分かれます。それぞれにメリットがあるので、自分に合った方法を利用するといいでしょう。

電話での事前相談

葬儀社は24時間対応していることが多いので、電話相談も時間を気にせず行えることが多いです。電話越しではあるものの、葬儀社と直接やり取りができるので、疑問をその場で解決しやすいです。
ただし、場合によっては担当者が席を外していて、折り返しの連絡待ちになることや、聞き漏らしが起こる可能性があります。電話で問い合わせたときは、相談したあとに改めて資料を送ってもらうほうがベターです。

メールやFAXでの事前相談

メールやFAXでの事前相談は、問い合わせたい内容を整理でき、やり取りを記録できるのがメリットです。電話で相談する場合と同じように手軽さはありますが、直接やり取りをしない分、どんな人が担当してくれているか分かりにくい部分があります。場合によっては回答を得るのに時間がかかる可能性もあるので注意しましょう。

対面での事前相談

対面での事前相談は、葬儀社に直接訪問するか、どこかで待ち合わせて面談する方法です。パンフレットを見ながら話ができるので、具体的な相談へと話を進めやすいのがメリットです。葬儀社のスタッフと直接話ができることで、安心感も得られやすいので、電話やメールなどのやり取りでは不安という人におすすめの方法です。

事前相談は葬儀後に後悔しないための手段

葬儀のことが気になったらまずは事前相談を

葬儀の事前相談は、葬儀に関する不安や疑問を解消し、落ち着いて葬儀の準備を進めるために役立つメリットがたくさんあります。
「まだ元気なのに葬儀について考えるなんて、不謹慎」という気持ちや、「縁起でもない」と思われかもしれません。ですが、葬儀は自分にとって最後の大切な儀式です。せっかくの葬儀が、トラブルや後悔などで満足がいかない葬儀になるのは残念なことです。事前相談に早い遅いはありません。まだまだ先の話だろうと思わず、まずは「ちょっと話を聞いてみる」くらいの気持ちで、事前相談をしてみてはいかがでしょうか。

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